【生命科学部】産業生命科学科 課題解決型授業(生命科学PBL2)のチームが現地視察

産業生命科学科では、PBL(課題解決型学習)やインターンシップなど、産学協働教育に力をいれています。企業やNPO、地方自治体などと連携をしながら、社会で実際の課題解決にあたることが成長につながると考えているからです。

今年度の授業もはじまっており、複数のチームが活動していますが、その中の一つの上賀茂小学校ビオトープチームの6名が、現地視察と葵里帰り式への協力を行いました。上賀茂小学校ビオトープチームは、上賀茂小学校にあるビオトープの再生に取り組んでおり、地域で大切にされてきたフタバアオイを生かしたビオトープづくりを進めています。5月11日には現地視察を行い、ビオトープの現在の状態を確認するとともに、上賀茂小学校の校長先生や上賀茂おやじの会の会長と面談しました。また、小学校で育てられているフタバアオイを上賀茂神社へお返しする「葵里帰り式」に児童と一緒に参加しました。参加した学生さんたちは、現場を訪問したり児童や地域の方と交流することで、プロジェクトへの気持ちを新たにしたようでした。

ビオトープを調査している様子
上賀茂神社での葵里帰り式の様子
上賀茂小学校の校長先生にインタビューしている様子
活動後の集合写真

生命科学PBL(課題解決型学習)とは?

生命科学PBL(Project Based Lerning:課題解決型学習)は、企業や地域団体、地方公共団体などが抱えている課題の解決策を学生自らの力で立案し、実行する授業科目です。2年次に開講される生命科学PBL1では、さまざまな演習を通じて、チームで協働する力や、企画を立案する力を学びます。3年次に開講されるPBL2では、企業などから提案される課題の解決策を立案して実行します。チームで協働しながら社会のリアルな課題にあたることで、調整力や実践力を養います。
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