【情報理工学部】安田准教授による米国AIチップ企業Cerebras社取材記事がgihyo.jpで公開

情報理工学部 安田 豊准教授が以前から取材してきた米国のAIチップ企業 Cerebras Systems社について、安田准教授の新たな取材記事「進化し続けるWSE(Wafer Scale Engine)⁠⁠、大規模AIモデルのトレーニング性能とは – Cerebras社訪問2024」が、技術評論社のWebサイトgihyo.jpにて掲載されました。今回は、前・後編の2回に分かれての掲載です(前編:2024年9月30日付、後編:2024年10月1日付)。

Cerebras社はこれまで、WSE (Wafer Scale Engine) というシリコンウェハーまるごと1枚を使った巨大なAIプロセッサを開発して、それに基づくAIシステムを開発・販売しています。2024年5月にWSEの新しいバージョン WSE-3 が発表されたことに対し、安田准教授が2年ぶりにCerebras社を訪問し、取材してきた内容を記事にしています。WSE-3は5nmプロセスで製造され、データフローマシンとして構成されたコアが90万コアあり、各コアに割り当てたメモリの総量は44Gバイトとなる巨大なAI向けチップです。

記事では、WSE-3とそれを用いたクラスタシステムCS-3について紹介しています。前編の内容は、そのWSE-3のアーキテクチャやCS-3の構成などハードウエア的側面が中心です。そして、後編は、AIの学習時間やAIコンピューティングの今後の姿に関する話題が中心の内容となっています。記事の形式は、安田准教授によるインタビューを起こした部分とその解説した部分とを織り交ぜた形となっています。なお、後編には、記事コラムとして、CS-2が導入されたAIデータセンターについても紹介されています。

今回の記事および過去の一連の記事を読めば、AI処理向けのプロセッサ・ハードウエアはGPUだけではないことを知る一助になることでしょう。

今回のCerebras取材記事

以前のCerebras取材記事

参考:安田准教授によるその他AIチップ・ハードウエア技術の取材記事

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