【外国語学部】中国伝媒大学との協働学習プロジェクト 第一回発表会開催!
2024.06.27
中国語専攻 関ゼミでは、海外協定校である中国伝媒大学と協働学習プロジェクトを実施しています。
このプロジェクトは、中国語を学ぶ本学の学生と日本語を学ぶ中国の学生がペアを組み、オンラインで交流しながら、与えられた課題に取り組むというものです。
その第一回の発表会が6月14日(金)19:30~21:00(日本時間)まで、オンライン形式で行われました。
第一回のテーマは「中国語(日本語)母語話者の日本語(中国語)発音における難点」でした。学生達は、1カ月半のペアワークを通してパートナーの発音を観察し、気付いた点についてお互いに指摘しあい、問題の所在を明らかにした上で、協力して解決方法を模索しました。
発表会には本学の学生22名を含む計37名が参加し、4組のペアが互いに学習中の外国語を使って発表しました。発表後には活発な質疑応答と意見交換も行われました。
本学学生の声
- 自分自身に十分な知識がないと、相手の問題をきちんと指摘したり説明したりできないので、もっともっと勉強が必要だと思った。
- 中国の学生は2年生でもしっかりと日本語で話ができるのに驚いた。
- 改めて中国語は声調が少し違うだけで意味が正しく伝わらない事を痛感した。
- 中国の学生の「日本語を話したい」という熱意が、僕らとは比べ物にならないほど強いことを知って刺激になった。
このプロジェクトは一年かけて4つのテーマについて学生たちが自主的に取り組むもので、年間のテーマは以下のとおりです。
第1期「中国語(日本語)母語話者の日本語(中国語)発音における難点」
第2期「中国語(日本語)母語話者の日本語(中国語)作文における誤用」
第3期「中国語(日本語)母語話者の日本語(中国語)プロソディ(韻律)学習の難点」
第4期「中日スピーチ原稿に見る異文化 発見と理解」
最終発表としてオンライン合同スピーチ発表会を開催する予定です(2025年1月末)。