2024年10月26日（土）、京都産業大学 神山天文台ホールにて、ミニレクチャー「みんなで見よう！紫金山-アトラス彗星」を開催し、約100人が参加されました。

彗星研究の第一人者である河北秀世 神山天文台長が、10月に観測好機を迎えた紫金山-アトラス彗星について解説し、講演後も30分を超えて活発な質疑が行われました。講演後、実際に屋外で彗星の観望を予定していましたが、あいにくの曇天のため観望できませんでした。参加者の皆さんは、厚い雲を残念そうに眺めながら、これまでに撮影した彗星の画像を見たり、望遠鏡の仕組みを尋ねたりなど、学生スタッフとの交流を楽しんでいただきました。

参加者からは、「もしまた彗星を見れる機会があれば必ず見ようと思った」「彗星への理解が深まりました」「これから夜空を見上げることが楽しみになりました」などの感想が寄せられました。
京都産業大学神山天文台では今後も、天文や宇宙を身近に感じてもらえる天文イベントを開催していきます。