第14期学生ファシリテータ「ふりかえりの集い」を開催しました

2024.08.28

第14期学生ファシリテータ(以下、学ファシ)は、2023年10月に活動をスタートしました。およそ80人の学ファシは、どんな場でも大切にしたいファシリテータの基本的なスタンス・マインド・スキルを、グループワーク中心の研修を通して体験的に学びました。春学期は、初年次生向けキャリア形成支援教育科目「自己発見と大学生活」を主な実践の場として、1クラス3人のチームとなり、教員と共に受講生の主体的な学びをサポートしました。
メッセージカードを書いてねぎらい合う様子
約1年間の学ファシの活動を締めくくる重要な取り組みとして、8月9日に「ふりかえりの集い」を実施しました。

前半は学ファシ同士で「お世話になった」「この人がいたから頑張れた」と思う相手にメッセージカードで、感謝やねぎらいの気持ち、今後のエールなどを送り合いました。
後半はパネル・チャット(全員参加型のファシリテーション手法)を使って、学ファシ一人一人が自身の1年間の活動全体を振り返りました。まず自身が活動のなかで大事にしてきたことや、実践を通して学んだこと、この経験を活かしてどんな自分になりたいか等をワークシートに書き出しました。書き終えたワークシートは壁に掲示し、各自でみんなの書いた内容を見てまわり、付箋を使ってコメントを送り合いました。そしてコメントを送り合った人に会いに行き、各々自由にディスカッションしました。
掲示されたワークシートにコメントを貼る様子
フリーディスカッションの様子
この「ふりかえりの集い」をもって第14期の活動は終了しました。第15期の活動は9月にスタートします。
今後も学ファシの活躍にご期待ください!

実施概要

日時 2024年8月9日(金)9:30~12:30
場所 S301教室(サギタリウス館3階)

プログラム

  • 導入・チェックイン
  • セッション1:春学期お疲れ様パート~お互いをねぎらい合おう!~
  • セッション2-1:パネル・チャット~個人ワーク編~
  • セッション2-2:パネル・チャット~フリーディスカッション編~
  • チェックアウト

学ファシのコメント(リフレクション・レポートより)

学ファシ活動で気付いたこと・学んだこと・これからも大切にしていきたいこと

  • 前で話すときの言葉選びの大切さ、チームビルディングの重要性。
  • 言語化が苦手だと思っていたが、話したいことをメモすることで言語化できた。
  • “反応を返す”ことは大切なコミュニケーション。
  • 自分のしたいこと、やってみたいことにチャレンジすることを恐れない。

今日感じたこと・気づいたこと

  • 学ファシ活動は話し方、聞き方、人との向き合い方など人生で役立つことをたくさん得られた。
  • ファシリテーションは人と人がいてできるものだから、正解は1つではないし難しいことが多いけど、その分楽しさもあっていいなと思えた。
  • チームで動くから得られる学びがあるし、不安も解消される。
  • 答えがないから難しい。たくさん考えて、たくさん交流したい。

学生ファシリテータ(学ファシ)とは

F工房とともに「指導型」から「支援型」の教育環境の実現に向けて活動する学生スタッフです。
例えば、授業やイベント等では、受講生や参加者の安心・安全をつくり、意欲を引き出すために、アイスブレイク(緊張をほぐすためのワーク等)の進行や、互いに本音を話し合える対話のサポートなどを通じて「学生の主体的な学び」を支援します。学ファシ活動は、単位や給与等の発生しないボランティアです。
※ファシリテータとは:グループ活動などがうまく運ぶよう支援する人のことです。

主体的な学びの場づくりはF工房にご相談ください!

学生ファシリテータSNSアカウント【公式】

学ファシ広報メンバーが学ファシの存在を多くの人に知ってもらえるよう自分たちの活動の様子などを投稿しています。

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