舞鶴市立若浦中学校の生徒が校外学習でF工房(学生ファシリテータ)とコラボレーション
2024.07.01
6月27日、舞鶴市立若浦中学校の2年生31人が校外学習で本学を訪問し、F工房学生ファシリテータ(以下、学ファシ)とのワークショップに参加されました。
若浦中学校では生徒同士の「学び合い」を授業の核とし、全教科でグループ学習が実施されており、日ごろから様々な場面でファシリテーションを実践しながら学びを深めておられます。今回の訪問は、本学F工房で実践しているファシリテーションに触れ、発言しやすい雰囲気の作り方などを体験的に学び、日ごろの学習の場づくりに活かすことが目的とされていました。
若浦中学校の先生から依頼を受けたF工房はこの目的を踏まえ、職員と有志の学ファシが意見交換しながらワークショップのプログラムをデザインしました。学ファシからはワークの内容に関することだけでなく、例えば中学生が取り組みやすいワークシートの項目についてなど、中学生の立場に立った意見が活発に出され、学ファシの視点を活かして準備を進めました。
当日は12人の学ファシが生徒の皆さんとのワークショップに参加し、ワークの進行やグループワークでのテーブルファシリテータのほかワークショップ全体の様子を可視化する手法「グラフィックレコーディング」の描き手としても関わり、生徒の皆さんに多様なファシリテータの姿や役割に触れていいただくことができました。また、ファシリテータとはどんな人なのかを考えることを通して自分がなりたいファシリテータ像をイメージするワークでは、学ファシの経験談も織り交ぜながら各グループで考えを深めました。
中学生との交流は、学ファシにとっても学びの多い貴重な機会となりました。若浦中学校の生徒の皆さん、先生方、本学にお越しいただきありがとうございました。
実施概要
日時 | 2024年6月27日(木)10:15~11:30 |
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場所 | Innovation HUB(4号館4階) |
来場者 | 43人(中学生31人、学ファシ12人) |
プログラム
- アイスブレイク
- 個人ワーク「ファシリテータのイメージを書き出そう」
- みんなでディスカッション「ファシリテータについてみんなで語り合おう!」
- ふりかえり
若浦中学校の生徒さんの声(ふりかえりシートより)
「どんなファシリテータになりたいですか?」
- ファシリテータといえばリーダーみたいなイメージが強かったけど、その人が話し出しやすい雰囲気を作り出すための重要な脇役になれるようなファシリテータになりたいと思った。
- 人の意見を否定せずに、自分なりに楽しく捉えて広められるファシリテータになりたいと思った。人は人なりにいろんなファシリテータ像があって面白いと思った。
- フレンドリーなファシリテータになりたいです。仲の良い友達だったら自分の意見を出しやすいからです。
- 今回、ファシリテータも大切だけど、それをサポートする話し役も大切だと学んだ。それを踏まえたうえで私はサポーター視点から考えた意見を言いつつ、話を回していくファシリテータになっていきたいと思った。
学生ファシリテータ(学ファシ)とは
授業やイベント等でグループワークの円滑な進行をサポートする学生スタッフです。
授業内でのアイスブレイク(自己紹介ゲーム等)の進行や、受講生同士の話し合いのサポートなどを通じて「学生の主体的な学び」を支援します。
※ファシリテータとは:グループ活動などがうまく運ぶよう支援する人のことです。
例えば、授業の場に同じ学生がファシリテータとして加わることで、学生同士の新たな視点の発見が期待できます。主体的な学びの場づくりはF工房にご相談ください!
~現在、第14期は75人で活動中~
次期学ファシ募集説明会は7月下旬に開催予定です。決定次第POSTでお知らせします。
学生ファシリテータSNSアカウント【公式】
- X(旧Twitter): ksu_gakufashi
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学ファシ広報メンバーが学ファシの存在を多くの人に知ってもらえるよう自分たちの活動の様子などを投稿しています。