シリーズ:ChatGPTと大学教育を考える 第1回研修会を開催しました
2023.07.10
7月3日(月)、「シリーズ:ChatGPTと大学教育を考える」第1回研修会を開催しました。
対話型AI:ChatGPTの活用が急速に広まる中で、高等教育機関においても対応と安全かつ有益な活用の模索が進められています。本学では、教員・職員・学生に向けて、ChatGPTの理解を深めるとともに教育的視点からの課題意識を共有するために、全4回シリーズとして研修会を実施しています。
第1回目となる今回の研修会は、「ChatGPTによって大学教育はどう変わるか」をテーマに、まずはChatGPTについて理解し、進化し続けるAIとの共存を考えるきっかけとすること、そして、研究/業務/生活において、ChatGPTを安全かつ効果的に使えるようになることを目的として、自然言語処理・人工知能がご専門の静岡大学情報学部行動情報学科准教授 狩野芳伸先生を講師にお迎えして開催しました。
講演を振り返り、参加者からは「ChatGPTを利用するうえでの注意点や活用方法が理解できた」「ChatGPTが間違った回答を返すことは自分でも試して実感していたが、その理由を仕組みから解説していただき納得した」「Web上の解説記事では得られない、専門の研究者の方ならではのお話を聞けて良かった」など、本研修会での学びが充実したものであったことが窺える感想が多数寄せられました。
また、研修会後半には黒坂学長、小林副学長、山田副学長、在間副学長を交えた座談会を実施し、「トップ層の意見が聞けたことで今後の方針が見えたことが良かった」「大学としての姿勢を知ることができたのがよかった」といった声が聞かれました。
当日は、対面とオンラインでのハイブリッド開催で、149人(対面:30人、オンライン等:119人)が参加しました。
教育支援研究開発センターでは今後も本学教職員の教育の質保証への知識向上の一助となるよう、継続して研修を企画していきます。