経済学部 関田・菅原・イケダ・松尾・八塩の5ゼミ生「第17回京都から発信する政策研究交流大会」に参加(その1)

2022.01.18

2021年12月19日(日)に、大学コンソーシアム京都主催の「第17回京都から発信する政策研究交流大会」が開催されました。本大会は、大学コンソーシアム京都加盟校の学生が、都市が抱える幅広い問題・課題を見つけ、政策提案のための研究発表を行い、学生間の交流を深めることを目的としています。
経済学部からは、関田・菅原・イケダ・松尾・八塩の5ゼミが参加し、12チームが論文執筆を行い、審査に合格した9チームが本大会でオンライン発表しました。これまでの研究活動の成果を聴衆に向けて発表し、審査員との質疑応答を行う、という貴重な経験を積むことができました。その1は、関田・菅原ゼミの論文タイトルと大会参加に対する感想です。
関田ゼミ HP掲載用にマスクを外して撮影しています。

参加学生の声 関田ゼミ

特殊詐欺被害対策について研究した地域金融グループは、当日の質問が評価され「ベスト質問賞」を受賞しました。
タイトル:若年層における特殊詐欺被害への対策
今回の京都から発信する政策研究交流大会で、私たちにとって、あらかじめ設定された課題の解決ではなく、現在どのような問題が起きているのかを調査するところから始め、その問題を解決するという研究の一連の流れを行ったということが新たな学びとなりました。その研究は大会で賞を受けるには至りませんでしたが、賞の有無関係無しに、グループのメンバーで団結したことは非常に有意義な経験だったように感じました。

タイトル:コンポスターの普及率上昇に向けて

本大会への参加は、京都市のゴミ問題について考えるきっかけとなりました。各班の発表を聞いて、京都市の既存の政策や新たな課題を知ることができました。今回分かったことを少しでも今後の京都市に活かせるよう考えていきたいです。また、改善策を考える過程で出た多くの意見は、京都市以外でも役立てられるのではないかと感じました。

タイトル:西陣織の復興戦略

私たちは京都の伝統産業である西陣織をテーマにしました。まず西陣織の需要が低下している原因を調べ、西陣織の現状を把握しました。また企業や自治体などが行っている取り組みも調べました。これらを調べて西陣織は日本国内だけでなく海外に進出しており一定の需要があることも知りました。伝統を国内だけで止めるのではなく海外に広めていくことが、日本の伝統産業を衰退させない一つの方法だと分かりました。

参加学生の声 菅原ゼミ

菅原ゼミの3名の学生は、学生実行委員会として、大会の企画・運営に携わりました。

タイトル:移動販売車はいーどー!!!!!!!!!—「待ち」から「発信」への転換による町づくり—

宮津市でのフィールドワークを通して地域活性化のための課題点やヒントを見つけ、移動販売車をテーマに、具体的な政策をみんなで意見を出し合い作成した論文ですが、とても満足のいくプレゼンができました。発表の直前までパワーポイントや原稿の調整を行い、より良いプレゼンを創り上げることが出来ましたし、「大学生」らしい活動ができてしんどいながらもとても楽しかったです。また、オンラインでの開催でしたが、他大学の方と交流する企画があり、そこで関わりを持てたことが嬉しく感じました。賞を取ることはできませんでしたが、大きな大会で自分達の活動成果を発表する場があったことが何よりもいい経験になりました。1から自分たちで考えたこの提案が少しでも宮津市の活性化につながれば嬉しいなと思いました。

タイトル:芽と花の咲きに感じる成長「タイムワイナリー」—府中地域における新たな観光事業—

今回大会に出場させていただくにあたって、グループで一つのことを成し遂げるという達成感を感じるができました。準備期間では一人一人論文にかける思いが強かったからこその意見のぶつかり合いがありましたが、その過程があったことで納得いくものができたと思っております。結果がどうであれ、伝えたいことを多くの人に伝えられことに嬉しく思っています。審査員の方や他大学の方から頂いた貴重な意見を参考に今後の活動をさらに良いものにしていきたいと思います。ありがとうございました!

学生実行委員

大会実行委員としても本大会に携わり、政策交流大会で行われる学生企画の運営に参加しました。企画運営や広報ポスター、チラシの作成など今まで経験のないことに戸惑いながら、やり切ることができました。困難の連続でしたが、学生企画に参加してくださった学生の楽しそうな表情を見て、本当に頑張ってきてよかったと思えました。実行委員を通して、他大学の学生だけでなく、京都市やコンソーシアム京都の職員の方々とも交流があり、いい経験となりました。

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