連続講座「私の声の届け方」開催報告

2021.07.07

若者が社会にどのように参加できるのか、その方法の1つとして「パブリックコメント」に焦点を当て、制度や政策の「読み方」を学び、実際にパブリックコメントを作成する講座を2回連続講座として開催し、4名の学生が参加しました。

開催概要

第1回

日時 2021年5月26日(水)13:15-14:45
場所 オンライン(Zoom)
ナビゲーター 現代社会学部 滋野 浩毅 教授
内容
  • パブリックコメントとは何か
  • パブリックコメントが日本で導入された経緯
  • 政策はどのようにして作られるのか
  • パブリックコメント手続きの流れ
  • パブリックコメントの意義
  • 法律・条例・計画等の構造と読み方

まずはじめに、パブリックコメントとは何かについて、実際にパブリックコメントを書く際に、法律・条例・計画等のどこを読めば良いか、何が書いてあるかなどの説明がありました。
次に、「排除アート」などの事例を用いて、マイノリティや当事者、あるいは自分とは違った価値観からの視点で考えてみると、立場によって受け止め方がどう変わるか、また、それらの事例が推進されたり、施行されることでどんな問題が起きる可能性が予測されるかについて考え、参加者同士で意見交換を行いました。
最後に、パブリックコメントを書く前の練習として、「第5次京都市男女共同参画計画(案)の市民意見募集」をテーマに、各自が気になった箇所を抜き出し、どこが気になったかを共有しました。
参加者からは、下記のような感想が寄せられました。

  • 1つの物事を多角的に分析することがとても大事だと思いました。
  • 問題を見るときにマイナス面ばかり捉えてしまっていたが、いろんな方の意見を聞いていると、こういうふうにプラスに捉えられるんだなとか、いろんな視点で物事を考えていくというのが必要なんだなと思いました。
  • DVや虐待など心のケアが必要な人たちに関心があり、被害者のことばかり考えていたが、DVの加害者へのサポートという視点に気づかされた。
オープニング
講座の様子
集合写真

第2回

日時 2021年6月23日(水)13:15-14:45
場所 オンライン(Zoom)
内容
  • 前回のおさらい
  • 財政とお金について
  • パブリックコメントを書く

まずはじめに、前回のおさらいとして、「第5次京都市男女共同参画計画(案)」を読んで気になった箇所を抜き出したものについて、どんな意見が出ていたかを共有し、ふりかえりました。
そして今回、実際にパブリックコメントを書くにあたり、家計や企業会計と自治体財政の違いについて知るための解説動画を見て、自治体の財政について理解を深める時間を持ちました。その上で、京都市の「行財政改革計画(案)2021-2025」を題材に、「良いと思った取り組み」「良くないと思った取り組み」について、意見を共有しました。さらに、「民間活力の活用」や「経費の上限設定」などを論点にして同様に意見を出し合いました。
パブリックコメントの書き方についての解説の後、パブリックコメントを書き、それぞれが書いた内容を共有しました。
最後に、ナビゲーターの滋野先生より、「身の回りのことやローカルルールなど、何となく従っていることについても、批判的なまなざしを持つことが大事であり、理不尽なルールに気づいたら意見を述べることが必要。パブリックコメントは、私たちに担保された意見を述べる機会の1つである。」とまとめがあり、「行政や政府だけではなく、身近なことでも声をあげる機会やチャンネルがあるので、気づいたら遠慮せず声をあげてみましょう。」というメッセージが送られました。

オープニング
講座の様子
まとめ
お問い合わせ先
京都産業大学 ボランティアセンター 13号館B1階
〒603‐8555 京都市北区上賀茂本山
Tel.075-705-1530
Fax.075-705-3191

開室時間
平日:8:45~16:30(13:00~14:00を除く)
土曜:8:45~12:00 ※不定期に閉室することがありますので、事前にお問い合わせください。
日曜・祝日:閉室

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