グローバル人材育成推進事業 学内成果報告会の開催

2016年12月21日、雄飛館ラーニングコモンズにおいて、平成28年度グローバル人材育成推進事業学内成果報告会を開催しました。学生30名に加え多数の教職員が参加し、全体で100名を超える参加者が集まりました。

この報告会は、本学が平成24年度に文部科学省「スーパーグローバル大学等事業 経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援」に採択され,理学部、コンピュータ理工学部、総合生命科学部のグローバル・サイエンス・コースおよび外国語学部英語学科イングリッシュ・キャリア専攻の新設をはじめ,学生の学習空間の整備,教学のグローバル化,高大接続の推進,事務のグローバル化等,様々な取り組みが進んだことを受け、本事業の成果を広く公開し,最終目標としている全学のグローバル化の実現に向けた情報共有を行うことを目的として開催されました。

大城学長の挨拶のあと、第1部ではグローバル・サイエンス・コース(GSC)とイングリッシュ・キャリア専攻(ECC)の学生16名が代表となり、これまでの自分の学びをポスターセッション形式で発表しました。留学や日々の学習の取組、インターンシップの成果など、学生がそれぞれの場所でこれまで学んできたこと、経験してきたことを振り返り、成長実感を言葉にする素晴らしいプレゼンテーションが並び、来場者が学生の確実な成長を直接に感じる機会となりました。第2部では来場者と発表学生の全体討論が行われ、教職員からの質問に対して、参加学生は積極的に自分の意見を表明し、学生からオーディエンスに質問が投げかけられるなど、学生の意欲と熱意が伝われる内容となりました。

参加者からは「学生の成長が実感できるすばらしいプレゼンでした」といった意見があり、また発表した学生から「もっと伝えたかったのに時間がなかった」「いろいろな方の前で発表できてよい経験になった」など、プレゼンテーションをさらなる学びに位置づけようとする姿勢が見られました。

報告会にはこの事業の外部評価委員である、堀江学氏(一般財団法人 国際教育交流フォーラム理事長)がゲストとして参加されました。堀江氏は本事業で海外での経験や異文化に触れる機会を得ることで、日本や自分自身を客観的に捉えられるようになることが重要で、「この経験をスタート地点としてさらに進んでほしい」との励ましの言葉をいただきました。最後に、本事業のプロジェクトリーダーである大和副学長からも、学生が生き生きとした表情で発表を行っていたことに触れ、同様の試みを継続していきたいとの挨拶で報告会を終了しました。

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