ビーチバレーを始めたきっかけを教えてください。
堀川さん:高校のときに入っていたバレーボール部がビーチバレーにも力を入れていたんです。毎年夏にはビーチバレーの大会に出場していて、3年生のときには全国大会で準優勝することができました。 大学に入ってからも、男子バレーボール部に所属しながらビーチバレーを続けています。昨年はU19日本代表に選ばれて、アジア大会と世界大会に出場。今年はU21日本代表として、強化合宿の後、アジア大会に出場しました。
バレーボールとビーチバレーの違いを教えてください。
堀川さん:基本的なルールは同じなのですが、大きな違いのひとつとして、ビーチバレーは屋外スポーツであるということが挙げられると思います。砂の上なので動きづらいですし、暑さによる体力の消耗も激しい。それに、ボールの大きさは同じでもビーチバレーのほうが軽いので、風の影響を受けやすいんです。そのため、風向きも考えながらプレーする必要があります。 また、1チーム6人のバレーボールに対して、ビーチバレーは2人1組というのも大きな特徴ですね。ボールに触れる回数が多く、スパイク、ブロック、レシーブといった全てのプレーに関わることができるので楽しいです。試合ではそれだけ注目も集まるので、やる気も高まります!
プレーするうえで心がけていることはありますか?
堀川さん:僕は身長が173cmと、バレーボール選手としては小柄。ジャンプ力には自信があるものの、どうしてもスパイクをブロックされやすいので、相手の動きをよく見てタイミングをはずしたり、スパイク位置をずらしたりといった工夫をしています。 また、レシーブでボールを拾い続けることも大切です。難しいボールを拾うことで、試合の流れをいい方向に変えられると感じています。 それから、ペアを組んだ相手と信頼関係を築くことも重要ですね。練習時間外にもできるだけ話しをして、コミュニケーションをとるようにしています。
今後の目標を教えてください。
堀川さん:今回は残念ながら目標としていた上位に食い込むことはできませんでしたが、この大会で他国チームの雰囲気や技術など、たくさんの収穫がありました。ここで得た経験をこれからまた、男子バレーボール部での活動を中心にビーチバレーにも活かしていきたいと思います。
※掲載内容は取材当時のものです。