|
||||||||||||
解 説 『西行物語』は、武士であり、歌人であり、僧侶であった西行について、『新古今和歌集』などにある歌や、虚実混交のエピソードを集め、その生涯を表したものである。『西行一生涯草紙』をはじめとした多種多様な絵本・写本・刊本が伝えられている。これらは千野香織氏以来の分類では、全体の分量が最も多く出家後の西行がすぐに吉野・熊野へ旅立つ「広本系」、出家後すぐに伊勢へ行く「略本系」、江戸時代に大量の写しが出回ることになった「采女本系」の3系統に分けられている。
参考資料:『日本の美術,no.416;絵巻西行物語絵』
『京都大学蔵むろまちものがたり11』 『國書總目録(補訂版)第3巻』 |
||||||||||||
|
||||||||||||
| ||||||||||||
|
||||||||||||
iPallet / Lime について |