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書名・著者名
Sphaera mundi / [Johannes de Sacro Bosco] |
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解 説 (1)サクロボスコ『天球論』1490年サクロボスコ(英名:ホリウッドのジョン)は、イギリスの数学者・天文学者。1221年よりパリ大学で数学と天文学を教えた。生年は不明、没年は1234年、1236年、1244年、1256年など諸説あり。 『天球論』は、プトレマイオスの天文学書『アルマゲスト』とアラビアにおけるその注釈をまとめたもので、プトレマイオスの宇宙論を簡潔に分かりやすく説明している。アリストテレス=プトレマイオス的な地球中心の宇宙論の基本的教科書として13世紀中ごろからヨーロッパで広く読まれ、中世の宇宙観に影響を与えた。 初版はフェラーラで1472年。印刷された最初の天文学書。 (2)レギオモンタヌス 『クレモナのゲラルドへの論争』12世紀の翻訳家クレモナのゲラルド(1114年頃-87年)の惑星運行表を批判したもの。 (3)ポイルバッハ『惑星の新理論』著者ポイルバッハ(1423-1461)はオーストリア生まれでレギオモンタヌスの師。死後1473年にレギオモンタヌスによってニュルンベルクで出版され、一世紀半にわたって最も標準的な教科書となった。
参考資料:
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