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書名・著者名
Epytoma Ioa[n]nis de Mo[n]te Regio in Almagestu[m] Ptolomei. 1st ed. |
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解 説 紀元後2世紀のプトレマイオスによって著されたギリシャ天文学の集大成は、ギリシャ語では『マテマティケー・シンタクシス(数学的集成)』という書名であったが、中世にアラビア語訳されたとき『大著述』と呼ばれるようになり、それが12世紀にクレモナのゲラルドによりラテン語に翻訳されて『アルマゲスト』となり、この書名が一般的になった。中世を通じて最も権威ある天文書であったが、ドイツの天文学者ヨハン・ミュラー(Johann Muller, 1436-1476)が著したこの概要によってはじめて十分に理解されるようになり、ヨーロッパの天文学がギリシャの水準に立ち戻り、近世への道が開けるきっかけとなった。 ミュラーはケーニヒスベルクの生まれ。生地名をラテン語表記してレギオモンタヌス(Regiomontanus)と称した。(『世界名著大事典』による)
参考資料:
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