ヘベリウス『月面誌(月面譜)』1647年初版 外観
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書名・著者名

Johannis Hevelii Selenographia : sive, lunæ descriptio : atque accurata, tam macularum ejus, quam motuum diversorum, aliarumque omnium vicissitudinum, phasiumque, telescopii ope deprehensarum, delineatio

出版・頒布事項1647
形態事項563 p. ; 34 cm

解 説

ドイツの天文学者、初期の月面詳細図製作者であるヨハン・ヘベリウス Johann Hevelius(1611-87)の著作。1641年ダンツィヒに建立した私立天文台での、長焦点の望遠鏡による継続観測の成果を47年にまとめたもの。詳細な地形図が含まれ、白く輝く凸出部分を「山」、薄暗い平たい部分を「海」とし、山脈には地球上の山脈名を付けている。

観測器具の製作・改良も手掛けたが、肉眼での観測を好み、ティコ・ブラーエを継ぐ17世紀観測家として卓越した存在となった。

参考資料:
  • 『世界大百科事典』
  • 『日本大百科全書』

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