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- ヒューマンインタフェースシンポジウム2024の学生コンテスト(SICHI)にて学生らが奨励賞を受賞!(2024.10.15)
- 博士後期課程1年次の滝沢さんが若手研究人材育成プロジェクト「覚醒」に選出(2024.09.12)
- 京都学びフェスタ2024でVR作品を体験展示!(2024.08.28)
- 令和6年度大学・高専機能強化支援事業(支援2:高度情報専門人材の確保に向けた機能強化に係る支援)に採択!(2024.07.01)
- DEIM 2024にて学生らが優秀インタラクティブ賞を受賞!(2024.06.26)
先端情報学研究科が育成を目指す人材像
高度な専門知識を有する技術者であると同時に新しい分野に挑戦する研究者
情報関連技術の急速な進歩と発展は、社会環境を劇的に変化させてきており、コンピュータの応用分野は一層多種多様に広がってきている。
それと共に、コンピュータやネットワークは、もはや必要不可欠な社会的インフラの一要素となっており、広汎なユーザ層に対して特別な専門知識を持つことなくコンピュータやネットワークを利用できる情報環境が整備されてきた。しかし、そのような多種多様な応用分野において、情報環境を開発・管理し、企業活動などに積極的に活用するためには、コンピュータやネットワークを単にブラックボックスとして捉えているだけでは限界がある。それぞれの分野固有の専門知識を備えた人材に加えて、コンピュータやネットワーク、人間とIT 環境とのインタフェース(ユーザインタフェース)など、コンピュータシステムに関連する基本概念を十分に理解しており、かつ、コンピュータを実社会での問題解決に適用するための高い応用力やシステム開発能力を有する人材が協力することで、初めて有用なシステムを構築することができる。
従って、いかなる応用分野においても、後者の人材、即ち、コンピュータのハードウェアやソフトウェア、ネットワークやユーザインタフェース等の領域の専門知識をバランスよく修得し、高度な応用力・研究開発能力を持った人材は常に必要不可欠であり、今後もそのような人材への社会的需要は拡大し続けると予想される。
情報関連技術の進展は極めて急速なため、新しい情報関連システムの開発においては、高度な専門知識を有する技術者であると同時に新しい分野に挑戦する研究者でもある人材が要求されるため、本研究科ではこのような人材の養成を目指している。