教員紹介河合 由起子
河合 由起子KAWAI YUKIKO
情報理工学部 教授
- 学位
- 博士(工学)(奈良先端科学技術大学院大学)
- 専門分野
- データ工学
研究テーマ
データ分析と可視化
本研究室では、世の中に溢れている大量のデータ(Web、SNS、動画、3D等)の中から、いかにして「必要な情報」を見つけ出し、 発見した情報をどのように理解させ「知識」として提供できるかといった観点から、情報検索、 推薦、可視化技術に関する研究を行っています。
本研究室では、世の中に溢れている大量のデータ(Web、SNS、動画、3D等)の中から、いかにして「必要な情報」を見つけ出し、 発見した情報をどのように理解させ「知識」として提供できるかといった観点から、情報検索、 推薦、可視化技術に関する研究を行っています。
担当科目
基礎プログラミング演習Ⅰ、情報理工学実験A・B、実践Webテクノロジ、情報理工学特別研究Ⅰ、情報理工学特別研究ⅡA・ⅡB、データ・AIと社会
プロフィール
2001年 奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士課程情報システム学専攻修了
2001年 独立行政法人通信総合研究所(現:独立行政法人情報通信研究機構) 入所
2006年 京都産業大学理学部コンピュータ科学科 講師
2008年 京都産業大学コンピュータ理工学部 講師
2011年 京都産業大学コンピュータ理工学部 准教授
2001年 独立行政法人通信総合研究所(現:独立行政法人情報通信研究機構) 入所
2006年 京都産業大学理学部コンピュータ科学科 講師
2008年 京都産業大学コンピュータ理工学部 講師
2011年 京都産業大学コンピュータ理工学部 准教授
学生へのメッセージ
研究にとって重要なことは「新規性」と「有用性」です。新規性を追求するためには、地道な論文調査と最先端の研究に対して常にアンテナをたてる必要があります。また、あなたが取り組む研究の有用性を示すには、実験による客観性の高い検証が必要です。これらは大変そうに思えますが、プロセスは単純で、「従来研究」—>「問題提起」—>「解決方法提案」—>「検証」となり、これは実験や演習と似ています。研究に取組むにはこれに「向上心」というのが大変重要になってきます。「世界を変えてみせる!」という強い欲望を持って、そしてそれにチャレンジできるのは今です!
研究テーマ
パーソナライゼーション
情報を提供するのも、また、獲得するのも「人」である。つまり、同一テーマの情報でも、 各提供者ならびに個々のユーザによってその内容(意図)のとらえ方(観点)は異なる。 本研究では、個人の興味や印象、知識等を分析しモデル化することで、各々が満足できるような 情報検索や情報提供を目指す。
Webコンテンツの利活用
インターネットの普及に伴いWeb上の情報は増加の一途を辿っており、我々はそれらの情報の 中で彷徨っている。本研究では、Webコンテンツを一時的なランキング結果や時間情報を用いて比較、分析すること で、効果的な情報検索や情報統合を目指す。
異種メディアコンテンツとの融合
人と環境、さらに多様なコンテンツとの融合を目的に、本研究では、コンテキストを考慮した ユーザモデリングや、画像、映像、さらに3次元コンテンツを効果的に提供できる技術開発を目指す。