教員紹介青木 淳
研究テーマ
コンピュータ(スマートフォンなども含めて)は、プログラム(アプリケーション)が無ければ、ただの箱(何の役にも立たない)と称(酷評)されています。それほど大切なプログラムですが、そのプログラムの構造や機能や発生などに関して、なかなか実体感や現実感を付け与えるのが難しい。なんとか視覚や聴覚や触覚に訴えかけて、プログラムが大変な苦労の末に作られることを明瞭にする研究をしています。
担当科目
プロジェクト演習、応用プログラミング(Python)、応用プログラミング(Java)、ソフトウェア工学Ⅱ、プログラミング言語、コンピュータシステム、情報理工学特別研究Ⅰ、情報理工学特別研究IIA・IIB
プロフィール
新潟県上越市(上杉謙信の春日山城が近く)の出身です。大学および大学院時代を関西(河内)で過ごし、関東(東京)のソフトウェアを開発する会社に就職して、約25年間、産業界において、ひたすらプログラムを作ってきました。米国コロラド州ボゥルダー市への海外赴任を経た頃(30代後半)から、大学で講義することが多くなり、50歳を契機に大学教育の現場に移りました。論文を著すよりもプログラムを作るのが好きです。
学生へのメッセージ
乱読を推奨します。一冊の本を読んだら、次の一冊、その次の一冊、というふうに読む(精読していく)のではなく、複数の本を同時並行に読んで(乱読していって)くださいませ。多くの事柄の中に共通する構造や機能や発生などに注意しながら。ぜひとも学習するのではなく、学問をしてくださいまし。私のモットーは「まず、やってみる、それから、学ぶ」になります。このモットーも「乱読」から生じました。