教員紹介鍵本 優
研究テーマ
近現代の日本社会を中心に、「自分」をめぐる現象を社会学的に考えています。とくに、文学・音楽・映像・ゲームなどのメディア受容経験や老い/死をめぐる問題を具体的なテーマにしています。
今年度の担当科目
文化社会学、現代社会の諸問題A、メディア社会学、ポピュラー音楽文化論、マス・コミュニケーション論、入門演習、演習
プロフィール
「自分が何かに惹きつけられる」といった受動的な現象に深い関心をもって生きてきました。社会学やメディア論などの文献をもとに、そうした「自分」をめぐる不思議な現象の理論的考察に取り組んでいます。
学生へのメッセージ
この社会を面白く味わうためには、学問がかなり有効です。学問は自分の「驚ける力」を大きく育ててくれるからです。大学という環境の意義はそこにあると、私は考えています。そんなものが一体何の役に立つのか、といぶかしく思われた方もいるでしょう。ですが、学問にふれることで何かに惹き込まれ、驚いてしまうと、そんな思いはどこかにぶっ飛んでしまうのです。