教員紹介東 園子
研究テーマ
ジェンダー論の視点からポピュラーカルチャーについて研究しています。ポピュラーカルチャーではどのような女性像/男性像や友情が描かれているのか、それらが愛好者にどのように受け止められているのか等に関心を持っています。
今年度の担当科目
現代社会の諸問題A、ファン文化論、質的調査法、ジェンダー論、社会学入門、入門演習、演習
プロフィール
大阪市出身。神戸大学大学院文学研究科を修了後、企業で短期間勤務し、大阪大学大学院人間科学研究科に入学、博士号を取得。その後、同研究科で助教として勤務後、招へい研究員に就任。その傍ら、複数の大学で非常勤講師を務める。2017年、京都産業大学に着任。
学生へのメッセージ
「個人的なことは政治的である」という言葉があります。女性解放運動の有名なスローガンなのですが、私が感じる社会学の醍醐味を端的に表していると思います。私たちが毎日の生活を送る中で感じる、「個人的」で「小さな」悩みや葛藤、違和感は、実は、「政治」の対象と見なされるような、社会の「大きな」問題と多かれ少なかれ関わっています。自分自身の日常を社会学的な視線で見つめ直すことで、世の中に対する理解が深まるとともに、自分にとってよりよく生きるための手がかりが得られるかもしれません。