早期卒業制度
早期卒業制度の運用
目的
第1条
この規程は、京都産業大学学則第41条ただし書に基づき、情報理工学部(以下「学部」という。)と大学院先端情報学研究科博士前期課程(以下「大学院」という。)の双方を5年間で卒業・修了することを目指した、学部における早期卒業に関する取扱いについて必要事項を定めることを目的とする。
対象
第2条
学部における早期卒業の対象者は、学部学生でかつ早期卒業して本学大学院への進学を希望し、次条の条件をすべて満たす者とする。ただし、次の各号に該当する者は早期卒業の対象とはならない。
- 編転入学により入学した者
- 卒業までの期間に休学等学籍異動のあった者
2 前条の対象者が学部の入学定員の7%を超える場合は、成績上位7%以内の者を早期卒業の対象者とする。
条件
第3条
前条に定める条件は、次の各号のとおりとする。
- 第6セメスター終了時点での条件
ア 「情報理工学特別研究ⅡA・ⅡB」を除いて卒業に必要なすべての単位を修得していること。
イ 修得した専門科目の1/3以上が80点以上の評価であること。
ウ 「情報理工学特別研究Ⅰ」の担当教員又は学部長の推薦が得られること。
エ 大学院科目の早期履修条件を満たしていること。
オ 大学院への秋学期入学の学内推薦基準を満たしていること。 - 第7セメスター終了時点での条件
ア 卒業に必要なすべての単位を修得していること。
イ 大学院の学内推薦入試(早期卒業生対象)に合格していること。
特別履修
第4条
早期卒業を希望する学生については、次の各号の特別履修をすることができる。
- 第3セメスター終了時点で、下記の条件をすべて満たしている場合は、第4セメスター以降は各セメスターにつき最大28単位まで履修登録できるものとする。
ア 卒業所要単位のうち62単位以上修得していること。
イ 第3セメスターまでの必修科目をすべて修得していること。
ウ 選択必修科目に関する卒業要件を満たしていること。
エ 修得した専門科目の1/3以上が80点以上の評価であること。 - 前条第1号の条件を満たしている場合は、学部の入学定員の7%を超えない範囲で「情報理工学特別研究ⅡB」を第7セメスターで履修できるものとする。
早期卒業の時期及び取消し
第5条
早期卒業を希望する学生については、学部教授会の承認等を経たうえで、第7セメスター終了時の9月に卒業できるものとする。ただし、大学院への進学を辞退した場合には、早期卒業は取り消すものとする。
学習指導
第6条
指導教員等は、認定を受けた学生の授業計画等に当たっては、適切な措置及び学習指導を行うものとする。