先輩の学び(英語専攻)
あこがれの客室乗務員を目指して
最高の環境で英語を学ぶ。
Make progress.
「進歩する、前進する」
成長の過程を楽しみながら着実にステップアップする。
それが英語学習における私のスタイルです。
客室乗務員を目指す私にとって、英語専攻はぴったりの学習環境です。語学力を磨きながら、客室乗務員としての実務経験が豊富な教授から、エアラインビジネスやホスピタリティを直接学べるからです。
授業の多くは全て英語で行われ、周囲も英語力の高い学生ばかり。レベルの高い環境だからこそ、授業の疑問点や勉強法を教え合うなど、お互いが協力して高め合いながら英語学習に励んでいます。そうやって勉強し続ける中で、語彙力や会話表現にも自信がつき、ネイティブスピーカーの先生の言葉も聞き取れるようになり、1年次の終わりにはスピーキング・リスニング力が格段に向上していました。今では、話の流れやシチュエーションによって単語や表現を使い分けられるほど「生きた英語」が身に付いています。京都で学生生活を送っていると、外国人観光客に道案内をする機会も多いです。外国人の方とコミュニケーションを取るたびに自分の成長が感じられ、どんどん英語が好きになります。
現在は、入学前から念願だった先生のゼミで「ホスピタリティ・コミュニケーション」を専攻し、客室乗務員に必要な接遇マナーや言語コミュニケーションを学んでいます。いつか夢を叶えたときは、この専攻で身に付けた英語力、高いホスピタリティ精神を生かし、心に残るサービスを提供できる客室乗務員として活躍したいです。
英語学科 英語専攻3年次
儀間 陽向さん
※掲載内容は取材当時のものです。
自ら率先して学び、使うことで
英語は生きた言葉になる。
Fortune favours the bold.
「幸福は勇者を好む」
積極性を持って学べば、生きた英語力が身に付くはず。
勇者のように自ら進んで行動することの重要性を、この言葉から学びました。
高校時代に修学旅行で訪れたフィンランドで、英語を介してさまざまな人と触れ合ったことをきっかけに、さらに語学力を伸ばしたいと思うようになり、この専攻を志望しました。
4年間ずっと意識してきたのは英語を自発的に学ぶこと、そして自発的に使うことです。特に印象深いのは、英文で書かれた本を読み、内容に関する問題を解く授業。1学期だけで英語で書かれた書物を約10万語読むので速読できるようになり、入学前と比較し、TOEICリーディングのスコアが大幅にアップしました。
また、会話表現に必要な語彙も広がったと実感します。以前よりも向上した表現力はディスカッション形式の授業で生かされ、学生同士で討論する際も、率先して発言できました。授業に対して、積極的に取り組むうちに、自分の考えをまとめる言語化能力や思考力も身に付いたと感じています。自分を表現し、他者の考えを理解する、生きた言葉として英語という外国語が私の中に根付いたのです。
それを実感したのは、チェコのプラハで開催されたフリースタイルフットボールの世界大会に出場した時です。選手間の交流やちょっとしたやり取りは全て英語。審判のジャッジに対して意見がある場合も同様です。大会を通し、授業で身に付けた表現力が生かされ、今までの学修成果を実感したきっかけとなりました。
英語専攻の授業は、多くが少人数制です。先生と近い距離間で、自発的な授業参加によって語学力を磨きます。
つまり「積極的に英語を使いたい」人にぴったりです。私は、大切にしてきた「Fortune favours the bold(幸福は勇者を好む)」という言葉を糧に、自ら動けばそれだけ成長できるはずだ、という信念をもって、これからも英語をツールとして自分の世界を広げ、常に挑戦し続ける勇者のようでありたいと思っています。
英語学科 英語専攻4年次
池田 有輝さん
※掲載内容は取材当時のものです。
「英語ができる」と胸を張って言えるように。
Whatever you can do or dream you can, begin it.
Boldness has genius, power and magic in it.
「あなたができること、夢を描けること、それがどんなものであれ、今すぐ始めなさい。
向こう見ずは天才であり、力であり、魔法です。」
高校時代の担任の先生に教えていただいた言葉です。
自ら始めることで、必ず何かは動き出すということをこの4年間で実感しました。
高校時代、英語の授業で、先生を含め参加しているすべての生徒が心から英語の授業を楽しんでいる光景がとても印象的で、かつ流暢に英語を話す担任教師の姿に憧れ、「英語ができる人ってかっこいい!」と思ったのが英語学科を選んだきっかけでした。
大学で過ごした4年間はまさに英語漬けの日々。英語の授業はもちろん、パソコンを扱う授業などもすべて英語で行われます。英語を「覚える」のではなく「使う」ことを意識して、コミュニケーションを取るための学びを重ねていきました。
英語が上達するにつれて広がったのは「情報を取得する手段」です。例えば調べ物をする際、日本語だけでなく英語が加わることで検索できる範囲が圧倒的に広がります。ゼミで論文を作成するときも、海外の文献を参考にしたり世界のトピックスを引用したりと役立つ場面が多くありました。英語は世の中のさまざまな情報にアクセスできる便利なツール。これを使いこなすことが、本当の意味で「英語ができる」ことなのだと気付くことができました。
卒業後はイギリスの大学院へ進学します。現地でより深く英語教授法(英語教育)を学び、ゆくゆくは高校時代の先生のように多くの引き出しを持った教員になりたいと考えています。英語を通して出合えた夢を実現するためにも、胸を張って「英語ができる」と言える人間になりたいです。
英語学科 英語専攻4年次
中村 剛介さん
※掲載内容は取材当時のものです。
英語はツールの一つ。
憧れの英語教師を目指して奮闘中。
If you can dream it,you can do it.
「夢見ることができれば、それは実現できる」
ウォルト・ディズニーの名言の一つ。誕生日が同じなので、彼の言葉には不思議な縁を感じています。
中学生の頃から英語教師になりたくて外国語学部へ進学しました。学部の専門教育科目と教職課程を履修するのは想像以上にハードでしたが、裏を返せば語学を集中的に学ぶ英語浸けの環境でもあり、日々成長の手ごたえを感じることができています。
教職課程では英語の学習方法を英語で学ぶ授業もあります。その中には自身の英語学習にフィードバックできる新たな発見も。例えば英語の単語を理解する時に、日本語に変換しようとせずイメージとして捉えてみる方法。「Apple」を「リンゴ」と日本語に置き換えてからイメージを浮かべるのではなく、頭の中でリンゴそのものをイメージしてみる。ダイレクトにイメージに結びつけることで理解も早く記憶の定着率も上がります。
アプローチを少し変えてみるだけで学習効率がぐんと上げることがある。それを座学と実践の中で体感できたことは、大きな収穫の一つでした。
よく言われるように「英語は目的を成すための一つのツール」です。でも一定の英語力までステージを上げなければそれを実感することさえできません。英語を習得するメカニズムを学ぶことで、自分にも、また将来にも役立つ力を手に入れられる気がします。
英語学科 英語専攻 3年次
森脇 大朗さん
※掲載内容は取材当時のものです。
学ぶってこんなに面白い!勉強に目覚めました。
面白い授業に次第にのめり込んで
勉強に目覚めたこと。親も驚いたほど、 私の大学生活での一番の出来事です。今までずっと体育会系で、中・高はスポーツ漬け。それがここへ来て、授業の面白さに驚きました。初めの目標は英語力の修得で、英語を浴びるように学びました。ただ、ゲームやディスカッションや多読など、 そのアプローチは本当に多様。次第にのめり込み、気付けば「留学」という次の学びの目標ができていました。
3年次に半年間の認定留学から帰国してからは、プレゼンテーション1つ取っても成長を実感できましたし、バイリンガルの人の脳の仕組みを探るなど、言語学そのものへの興味も湧きました。これを深掘りするため、大学院への進学を目指しています。本学での学びは、明確な目標を立て、達成したら次の目標が自ずと見えてくるように設計されている。だから、ゴールを常に更新しながら着実にステップアップできるんです。
英語学科 英語専攻 4年次
中森 光音さん
※掲載内容は取材当時のものです。
私の性格とは正反対の言葉を学びました。
私、引っ込み思案だったんです。でも、違う言語の世界なら何か変われるかもしれないと、今の専攻に飛び込みました。英語って必ず主語がある意思表示が明快な言葉です。「誰が」から始まって「何々をする」という展開が基本ですよね。私がいたゼミでは、1冊の英語の本を繰り返し通読し、その中で言語自体の習得はもちろんですが、何より背景にある「意思表示」の価値観を学んだように思います。「自分の考えを確立した上で、他者の考えを取り入れる」。自分を後回しにしていた私とは正反対の価値観に驚きながらも、次第に積極性が身に付いた気がします。言語を集中して学ぶ醍醐味(だいごみ)って、自分が変わるきっかけになることかもしれません。
英語学科 英語専攻 4年次
土居 紘子さん
※掲載内容は取材当時のものです。