Intensive Englishプログラム
「英語を知っている」から「英語を使える」へ
多様な国、文化、言語の人が集う場では、英語がコミュニケーションのスタンダード。そのような場に参加するためには、「英語を知っている」だけでなく、「英語を使える」ことが重要です。「Intensive Englishプログラム」は、「ALL IN ENGLISH」と「言語+内容(内容言語統合型学習)」を二つの柱に、英語コミュニケーション力を確実に伸ばし、大学で必要となるアカデミックスキルの土台をつくります。
ALL IN ENGLISH
「Intensive Englishプログラム」の授業は、1年次から全て英語で行われます。直接英語で学ぶことによって、英語のインプット量を増やし、英語をそのまま理解し、英語で考え、英語でコミュニケーションをとる習慣を身につけることができます。授業では、デジタルコミュニケーション、ウェルビーイング、グローバル時代のアイデンティティなど、身近かつグローバルなテーマを切り口に、学習者がすでにもっている知識を有効に使いつつ、英語の4技能(読む、書く、聴く、話す)をバランスよく身につけていきます。
「英語+内容」の学び
「Intensive Englishプログラム」のもうひとつの柱は、「言語」を通して「内容」を学ぶ「CLIL(内容言語統合型学習)」です。英語を学ぶだけでなく、世界で今起きているさまざまな出来事から、国境を超えて活発に議論されているグローバルなトピックまで、幅広い「内容」を英語を通して学び、社会、言語、文化についてグローバルな視点で考える力を身につけます。例えば、アメリカのヒーロー映画を題材に、映画制作、監督、編集、キャラクターやプロット分析に加え、アメリカ社会の人種、ジェンダー問題を英語で学びます。
授業外でも、英語を自然にインプット
英語学科では授業時間内だけではなく授業外学習にも力を入れています。その一例が多読です。多読(Extensive Reading)とは、平易な英語で書かれたものを大量に読むことで、「読む」だけでなく「書く」と「話す」も鍛える学習法で、1980年代の本学教員による先駆的な研究を授業に活用しています。京都産業大学図書館とグローバル・コモンズでは、1万6000冊を超える多読本を所蔵。1・2回生の必修科目「Intensive English B」では、多読本を読んだあとに、MReaderというオンラインクイズを受け、350万語達成を目指します。
多読本はすべてレベルごとに分類されていますので、自分の英語レベルに適した興味のある内容の本を簡単に探して読む事ができます。
- 多読プログラム
英語で、アカデミックな学びの土台をつくる
Intensive Englishプログラムのもうひとつの大きな役割は、英語の学びを通して、大学で必要となるアカデミックスキルの土台を作ることです。レポート作成の方法などの実践的なノウハウから、考える力や、意見を主張する力、ロジカルシンキングまで、授業を問わず、大学での学びで必要となる知識や能力を修得することができます。これにより、2年次以降の専門的な学びにスムーズに移行することが可能です。