ドイツ語専攻では、ドイツ語の専門家やドイツ語圏の専門家の養成を目指し、ドイツ語を通じて学ぶ多様な学問領域や国際語としての英語学習を提供しています。

ドイツ語の基礎を学び、総合的なコミュニケーション能力を段階的に身に付けていくための科目です。１年次春学期にI、同秋学期にII、２年次春学期にIII、同秋学期にIVと段階を追って内容が発展していきます。「会話」では専攻語の積極的なコミュニケーション能力を養成します。「総合」では専攻語の運用能力を総合的に向上させます。「構造」では文法をベースに専攻語の言語体系を学びます。

ことばの背景にあるドイツ語圏の文化や社会事情など、ドイツ語を4年間学んでいくために必要な入門的・基礎的知識を学びます。

インターネットで情報を検索をしたり、コンピュータを活用したプレゼンテーションを行なうなど、ドイツ語を用いた情報リテラシーを身に付けます。

ドイツ語圏の学問領域に関する中心的な授業科目群で、ドイツ語圏が持つ言語・文学・文化・歴史・社会・政治・経済等についての知識を学びます。

• ドイツ語学概論
• ドイツ語学Ａ（音声学・音韻論）
• ドイツ語学Ｂ（意味論・文法論）
• ドイツ語学Ｃ（ドイツ語史）
• ドイツ文学概論（文学史）
• ドイツ文学Ａ（近現代）
• ドイツ文学Ｂ（古典）
• ドイツ文化論Ａ（ドイツ事情）
• ドイツ文化論Ｂ（哲学・思想）
• ドイツ文化概論

ドイツ語のコミュニケーション能力をさらに発展させるために、卒業後の進路をも見据えた専門的テーマを設定し、４技能を融合させたコンテントベースの総合的な言語科目です。

• ドイツ語専門セミナー（文体論）
• ドイツ語専門セミナー（ドイツ語圏地域研究）
• ドイツ語専門セミナー（翻訳通訳論）
• ドイツ語専門セミナー（時事ドイツ語）
• ドイツ語専門セミナー（ドイツ語圏の歴史と文化）
• ドイツ語専門セミナー（ドイツ語圏のビジネスワールド）

専攻語圏の社会や文化を英語で学ぶ科目「英語で学ぶドイツの社会」「英語で学ぶドイツの文化」を設置しています。

ヨーロッパ言語学科では、英語の運用能力の向上にも力を注いでおり、実践的な英語学習を副専攻と位置づけています。