留学体験レポート 平林 彩音さん
韓国・釜山大学校[留学期間:2019年度春学期・秋学期]
私は三年次に一年間、交換留学生として韓国の釜山大学に行きました。専攻語として韓国語を選択した私は、一年次の春休みに韓国の釜山という都市に3週間程度の短期留学をしました。その際に、現地人と外国語で触れ合うことに楽しさを感じ、長期留学にもチャレンジしたい思いが生まれたからです。
↓釜山は韓国の南側に位置し自然が綺麗です。写真は有名な광안리(公安里)
現地では日語日文学科に所属し、韓国人と共に韓国語で授業を受けていました。日本語・コミュニケーション専攻として日本語関連の授業を受けるだけでなく、韓国語や韓国の文化、更に日韓関係の歴史や文化といった一般教養といわれる分野の授業も聞くことができました。日語日文学科の生徒との交流はお互いが気になること、日韓の言語や文化の相違点を学ぶことができる良い機会でした。日本語を教えてほしい、日本の文化はどうなの?と声をかけてくれる度に嬉しい気持ちになりました。私のように外国に興味を持って学んでいる人と触れ合うことでお互いが相手の力になることに留学の大きな意味を感じま
学部留学と聞くと難しいのではないかと不安な気持ちになると思います。しかし語学堂だけでは体験できない現地人と交流する機会がたくさんあります。授業だけでなく、釜山大学にはたくさんのサークルが存在します。私は音楽が好きなのでダンスサークルに所属しました。いざ、サークルに入ってみたら外国人、更には日本人が私以外いないということに気付きました。うまく馴染めるか大きな不安もありましたが、私の留学の目的である現地人と交流することを達成するためには最適な環境でした。私は笑顔で積極的に声をかけることから始めました。そのおかげで仲間とも打ち解けていき、サークル活動が私の留学生活にはなくてはならない存在になっていきました。サークル活動の際に、日本人のメンバーという意識を持つのではなく、サークルの一員という意識を持ちました。メンバー全員がひとつになって何かを成し遂げることに国籍は関係ないと思ったからです。そう思うことで異文化理解の向上が生まれるのではないかと考えました。
サークルや授業、学科の友達との交流を通して怖がらずにチャレンジしてみることが自分にとって大きい価値を見出してくれました。自分自身も留学を通して成長した自分にとても驚きながらも自身を持っています。私が留学生活でしたこと、得たことはそう簡単には出来ないことでなない!と胸を張って言えるくらい、私の人生の中で忘れられない経験になりました。大学生活は四年と限られた時間しかありません。日本語・コミュニケーション専攻だからと言って日本のことだけを学ぶわけでもなく、留学が出来ないわけでもないことを多くの方に知っていただきたいです。韓国に交換留学をされた先輩がおらず不安から始まった留学でしたが、ここの専攻だからこそできた交換留学だということを伝えたいです。気になることがあれば、いつでも聞いてください。それくらい皆さんにも体験してほしいと思ったからです。少しでも興味があるなら私はその勇気を応援します!頑張ってください^^