平成30年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「中間報告書」
「学習成果実感調査」についての分析結果
外国語学部では、昨年度に引き続き、全ての開講科目で学習成果実感調査を実施した。これは平成26年度に行った学科の再編がどのような教育的効果・成果を生み出してきたかを継続的に検証し、必要に応じた対応を迅速に取っていくことを目的としているからである。
外国語学部内で実施した大規模調査の分析は、二段階で行った。第一段階はセクション毎の分析で、対象科目を16セクションに分け、学生たちから得た学習成果の実感をまず分析・検討した。この一次分析に基づき、外国語学部全体としては、今回の学習成果実感調査の結果に基づき、どのような傾向や改善点が見て取れるかという二次分析を行った。その結果、セクションによって若干のばらつきはあるものの、全体的に肯定的評価が目立ち、学生たちの満足度も高いことが読み取れた。また必修科目と選択(必修)科目では、シラバスの活用度や出席率、満足度・面白さといった項目で結果が対比的になることが多かったようである。今後、学部全体で検討していく必要があると思えるのは、学生たちの感じている高い満足度・達成感にも関わらず、絶対的な学習時間が必ずしも十分ではない様に見える点である。外国語学部で提供する個々の授業の更なる改善を進めると同時に、学生たちが授業外でも自立的で主体的な学習を進めていく支援や指導の可能性を考えていきたい。
外国語学部内で実施した大規模調査の分析は、二段階で行った。第一段階はセクション毎の分析で、対象科目を16セクションに分け、学生たちから得た学習成果の実感をまず分析・検討した。この一次分析に基づき、外国語学部全体としては、今回の学習成果実感調査の結果に基づき、どのような傾向や改善点が見て取れるかという二次分析を行った。その結果、セクションによって若干のばらつきはあるものの、全体的に肯定的評価が目立ち、学生たちの満足度も高いことが読み取れた。また必修科目と選択(必修)科目では、シラバスの活用度や出席率、満足度・面白さといった項目で結果が対比的になることが多かったようである。今後、学部全体で検討していく必要があると思えるのは、学生たちの感じている高い満足度・達成感にも関わらず、絶対的な学習時間が必ずしも十分ではない様に見える点である。外国語学部で提供する個々の授業の更なる改善を進めると同時に、学生たちが授業外でも自立的で主体的な学習を進めていく支援や指導の可能性を考えていきたい。