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京都の誇り・象徴である祇園祭への参画、北野天満宮とのコラボプロジェクトの実施、葵祭への参加など、先人たちから脈々と受け継がれてきた“ホンモノ”を体験できる授業を用意しています。伝統の祭礼を学習・継承する中で、京都文化の深い知識の獲得に加えて、社会でいかせる力が身に付きます。
自動翻訳機で世界の言語を「話す」ことができる現代。それでもやはり、自らの思いや考えを「伝える」ためには、語学運用の力を身に付けることが重要です。京都の地で京都文化を学び、翻訳ツールに頼らず自らの言葉で世界の人々に京都・日本の魅力を発信できる人になりましょう。
京都は米国旅行雑誌「Travel + Leisure(トラベル・アンド・レジャー)」の人気観光都市ランキングで、10年連続トップ10入りという世界で指折りの観光都市です。その人気の秘密は、自然の風景と相まった歴史的な佇まい、いにしえから続く人々の暮らしや生業が国内外の人たちを引きつけるからでしょう。そんな京都で実地に観光文化を学び、世界に羽ばたく、社会に貢献する。私たちはこんな学生を育てようとしています。
京都の庭園と言われると、最初に思い浮かぶのは金閣寺や銀閣寺、龍安寺などのような寺院の名園でしょう。過去に作られたもので、私たちの日常生活とは完全に切り離されたものをイメージするかもしれませんが、これらは古代から現代に至るまでの人間と自然の関係を理解するための貴重な空間です。京都の庭園を出発点に、文化と自然、さらに風景や地球環境問題にまで視野を広げ、世界の未来について考えてみませんか?
伝統芸能は文化の宝庫である。神楽、念仏狂言、能楽、歌舞伎、文楽、芸舞妓など、京都で盛んな芸能の歴史と現状を調べると、このまちの文化史が見えてくる。京都では、公演鑑賞に加え、舞台で使用される仮面、装束や扇を制作する職人を見学し、演目の舞台となった場所を実際に訪れることができる。京都は歴史とフィクションが融合したユニークな環境である。
京焼・清水焼、京仏壇・京仏具、京漆器、京指物、京石工芸品、西陣織、京友禅、京鹿の子絞、京繍など、京都には多種多様な手のものづくりが集約しています。天然素材と人の手から生み出される工芸品は各時代に生きた人々の願いを具現化し、生活を彩ってきました。先人たちの技を受け継ぎながら時代に即したものを生み出す伝統工芸の今に触れて、日本人がつくりあげてきたものづくり文化について学んでみませんか。
路地を曲がると、時間が逆もどりする、京都はそんな街です。夕顔の墓も、残っています。フィクッションの世界の登場人物が生きているのです。もちろん実在した業平の家や、紀貫之の家があった場所などは、鴨長明が特定してくれています。兼好法師や信長が見物した競べ馬は、上賀茂神社で平安絵巻そのままに、いまも行われています。誰もがタイムトラベラーになれる、世界でも数少ない街が、京都なのです。
「この服、小さくなったけど、捨てるのはもったいないから、孫のためにとっておくね。」 小さい頃、そんな言葉を聞いた人もいるかもしれません。でも、その小さな子どもが異性愛者で、将来異性と結婚し、さらには「孫」を生む
と、どうして勝手に決めつけることができるのでしょうか? 性にまつわる様々な「普通=規範」が世の中にはあります。その「当たり前」を批判的に考えることを可能にするもの、それが「ジェンダー」という言葉です。
シルクロードは、ユーラシア大陸の東西南北を結ぶ交易ネットワークであり、文化交流の舞台です。京都や奈良には、シルクロードを経て伝わった様々な文物が残されており、ユーラシア各地の諸文化の影響をみてとることが
できます。シルクロードを知ることは、日本の文化をユーラシア大陸の歴史の中に位置づけ、その淵源を知ることでもあるのです。
世界には私たちの常識では理解しがたい文化もありますが、逃げずにその背景を探ると、異文化の見え方は一変し、さらには自文化を見直す手がかりも得られます。こうした 〈 異なる価値観をもつ他者を理解する力 〉 は、海
外の人と交流する時はもちろん、多様化する日本社会においても、過去の文献と向き合う際にも役立ちます。
文学は多様な文化事象を内包する言語芸術であり、作家は創作に際してさまざまな技巧を凝らして作品のテーマを伝えようとします。文学の授業では、こうした文学技法などに注目する内在的アプローチ、そして、テキスト外の時代思潮、伝記的背景、批評理論などに注目する外在的アプローチをとおして作品読解を行います。文学の学びを通して、自己洞察力、他者や異文化への理解力を高め、教養人としての素養を身につけましょう。
私たちはどこから来てどこへ行くのか、私たちが生きていることに何の意味があるのか、こうした問いに対してどのように答えますか。それを考えるヒントが宗教の中にあります。失われた古代宗教、中東一神教の歴史、仏教
の教えなどを取り上げ、それらの古典的な内容を現代の状況において再解釈するような学びを提供します。
音楽、演劇、美術などの様々な「アート」。好きな人もいれば、自分はセンスがないからちょっと、という人もいるでしょう。実はアートには感性で捉えられることと、作品制作の背景や、社会・歴史との関わりを調べてはじめて見えることが両方あります。感性と知性、二つを使って存分に楽しみながら、作品を深く掘り下げて研究してみませんか。
Learn 学部の学び
Voice 先輩の声
京都を舞台に“ホンモノ”を体験。
-先輩の学び-
文化学部
京都文化学科 3年次
京都文化学科 3年次
太田 結梨香 さん
Yurika Ota
Read More
異文化の先に広がる新たな景色。
-先輩の学び-
文化学部
国際文化学科 3年次
国際文化学科 3年次
坂田 圭史 さん
Keishi Sakata
Read More
文化学は 歩いて、探して、考える。
-先輩の時間割-
文化学部
京都文化学科 1年次
京都文化学科 1年次
上仲 景斗 さん
KEito Kaminaka
Read More
興味・関心の 赴くままに。
-先輩の時間割-
文化学部
国際文化学科 1年次
国際文化学科 1年次
宇田川 彩花 さん
Ayaka Udagawa
Read More
学んだのは、自分たちの「当たり前」を疑い、
多角的な視点で物事を捉えることの大切さ。
-内定者インタビュー-
文化学部
京都文化学科4年
京都文化学科4年
古谷 恵理 さん
Eri Furuya
Read More
Q&A よくある質問
文化学部と外国語学部、国際関係学部の違いを教えてください。
文化学部は日本や京都の文化(京都文化学科)や諸外国の文化(国際文化学科)への深い理解を目指しています。外国語学部では、世界で通用する高度な語学力の修得や、特定の国や地域の言語・文化・文学に重点を置いています。また、国際関係学部では、英語を世界の人々とのコミュニケーションや情報収集を円滑にするためのツールとして捉えています。
就職先にはどのようなところが ありますか。
幅広い業種・職業で活躍していますが、中でも商社・金融・メーカー・航空会社・ホテルなどのグローバルな感覚や素養が求められる分野への進路が目立ちます。また、京都の老舗企業へ就職する学生も多く、在学中に修得した文化教養や国際的感覚を、異文化交流など多様なコミュニケーションに生かしています。教員免許状を取得し教員として活躍している卒業生も少なくありません。
留学について教えてください。
文化学部では、語学力の修得・異文化理解を目的に、海外留学を推奨しています。そこで独自の在学留学プログラム「文化学部海外異文化研修」を設置し、英語力養成の集中学習のほか、留学先であるカナダ・タイの現地文化を学ぶ科目も用意。多くの学生が、このプログラムを利用しています。