総合生命科学部 バイオフォーラム2014 開催報告(2014.09.16)

  9月16日(火)15号館15102セミナー室において、総合生命科学部バイオフォーラムが開催され、米国スタンフォード大学、Ron Kopito教授に「小胞体トリアージシステム:分泌タンパク質の品質管理における基質選別」と題し、講演いただいた。

 小胞体において、異常タンパク質、余剰タンパク質、あるいは選択的に代謝されるべきタンパク質などは、ERADと呼ばれるシステムで選別、分解される。このシステムの中心にはHrd1と呼ばれる因子があるが、今回の講演では、Hrd1を中心としたERAD複合体に関する最近の研究の進展と、ERAD複合体によって、どのようにタンパク質を選別、分解するのか、その仕分け方法についてお話しいただいた。

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