日本語実践会話ボランティアとしてサポートしました。【2013年版】

 2013年10月9日(水)言語学科インドネシア語専修の学生20名が日本語実践ボランティアとして大阪市にあります、一般財団法人海外産業人材育成協会(HIDA)に足を運びました。迎えてくれたのは、今年の6月下旬に来日した62名のインドネシア人でした。

 皆さんは、日本とインドネシアのEPA(経済連携協定)に基づき、看護師・介護福祉士候補生として来日された看護師・介護福祉士候補生です。現在は、それぞれの受入先の病院や介護福祉施設での就労・研修活動を開始する前の期間で、海外産業人材育成協会(HIDA)関西研修センターにおいて155名が日本語によるコミュニケーション能力・看護/介護に関する知識・職場での心構え等を学習しています。

 当日は、インドネシア人研修生は3グループに分かれ、一時間ごとの入れ替えをして日本語実践会話に参加しました。最初の15分はインドネシア語による自己紹介から始まりました。初めて大学以外で、インドネシア人と会話をした1年生は緊張し、悪戦苦闘している学生もいました。1年間インドネシアに留学していた4年生は忘れたインドネシア語を思い出しつつ、流ちょうに会話していました。最初から最後まで会話が途切れることなく、あちらこちらから笑い声が聞こえ、皆さん笑顔でした。日本語の先生からは、この日を全員楽しみにしていたと教えていただきました。

 参加した全員がとても有意義な時間をすごすことができました。今回の日本語実践会話を通じて、学生だけではなく、日本を学習しているインドネシア人もまた新たな気持ちで語学の勉強をしようと振り返る機会になったようでした。

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