平成25年度 秋学期 公開授業&ワークショップ 実施報告

実施テーマ

「演習」の充実と「基礎演習」開講にむけて

科目名

演習AおよびB

「公開授業」の内容

授業の概要

 英語(難波准教授)、アメリカ文学(宮澤助教)、フランス文学(長谷川助教)、スペイン語(今井教授)、国際関係(鈴井教授、横山教授)が、今回公開授業の対象となった演習であるが、多くの場合は学生による調査研究内容の発表・プレゼンテーションと、それに基づく質疑応答を中心とした授業が行なわれた。宮澤・長谷川の両助教の授業は2つの演習の合同発表会の形式をとった。各授業とも、参加した教員からの感想等を聞く時間を最後にとって、学生・教員ともに有意義な学びの機会となった。

「ワークショップ」の内容

 前半は、上記公開授業の授業担当者から自分の演習の説明や演習形式の授業に対する考えを話してもらい、それに基づいて、他の教員との間で意見交換を行なった。学部内や他大学との「合同ゼミ」のもつ可能性や「演習と就職活動との結びつきのあり方」など、これから深めるべきテーマが抽出でき、個々の教員レベルで問題意識を高めることができた。
 後半は、来年度4月からスタートする「基礎演習」の枠組みや教案の説明が、ワーキンググループの教員によって行なわれ、授業の具体的な構成を知ることができた。さらには、意見交換が行なわれ、さらなる具体案を練り上げるための材料を得ることができた。

活動の効果を高めるための今後の方策

 今回「演習」に関して、本学部の教員にとっての主要な問題点がいくつか明らかになったが、今後、各テーマに焦点をあてた意見交換の場をじっくり時間のある形で設けたい。また、今後は学部内にFD活動を強く推進できるようなシステム(委員会やWGなど)の構築を検討する。

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