国際関係学部
NTN株式会社
立花 郁久さん
2023年 国際関係学部 国際関係学科 卒業
- Keywords
- 生産管理、異文化理解
社会を根幹から支える精密部品の生産管理を担当
私が勤めているのは「ベアリング」を主力商品とする精密機器メーカーです。ベアリングとは、自動車や航空機、風力発電機、家電商品など、機械の回転に必要な部品で、見えないところから人々の生活を支えています。そうした商品を通じて社会に貢献したいとの思いから入社を志望し、現在は生産管理課に所属しています。関係部署や協力会社と連携しながら部品を発注・調達し、生産計画をスムーズに進行できるよう調整を図るのが私の役割です。
先輩や上司には年代の離れた方が多く、また業務で関わるのは営業や品質管理といった部署、生産現場や倉庫の作業スタッフ、協力会社や運送業者など多岐にわたり、高いコミュニケーション力が求められます。だからこそ、各部署で協力し合って大きなプロジェクトをやり遂げたときは強いやりがいを感じます。「工場を止めない」という使命感のもと、日々取り組んでいます。
先輩や上司には年代の離れた方が多く、また業務で関わるのは営業や品質管理といった部署、生産現場や倉庫の作業スタッフ、協力会社や運送業者など多岐にわたり、高いコミュニケーション力が求められます。だからこそ、各部署で協力し合って大きなプロジェクトをやり遂げたときは強いやりがいを感じます。「工場を止めない」という使命感のもと、日々取り組んでいます。
他者理解の姿勢が、部署や組織を超えたコミュニケーションの土台に
今でも印象に残っているのは、アメリカでの海外フィールド・リサーチです。現地の企業を見学したり社員の方にインタビューしたりと、アメリカのワークスタイルや考え方に触れ、海外で働くことへのあこがれがさらに強くなりました。ホストファミリーとの生活でも、生活習慣や文化の違いに驚くばかり。刺激的な日々の中で、他者との向き合い方やコミュニケーションなど、多様な価値観を理解する上で大切な土台が培われました。
生産現場では、どの立場の人もそれぞれの役割や優先順位に基づいて仕事をしています。全体を調整しながら生産計画を進めることは決して簡単ではありません。しかし私の仕事には、国々が協力し合って世界の平和を築くという、国際関係学の学びに通じるところがあると感じています。他者や異文化の理解に努め、解決策を模索する姿勢は、現在の仕事にそのまま生かされています。
当社は海外各地に生産工場や販売拠点を構えており、未開拓の国や地域も多くあります。いつか自分が海外進出の最前線に立ち、自社商品を世界に流通させ、「グローバル人材として活躍する」という学生時代からの目標を達成したいと思います。
生産現場では、どの立場の人もそれぞれの役割や優先順位に基づいて仕事をしています。全体を調整しながら生産計画を進めることは決して簡単ではありません。しかし私の仕事には、国々が協力し合って世界の平和を築くという、国際関係学の学びに通じるところがあると感じています。他者や異文化の理解に努め、解決策を模索する姿勢は、現在の仕事にそのまま生かされています。
当社は海外各地に生産工場や販売拠点を構えており、未開拓の国や地域も多くあります。いつか自分が海外進出の最前線に立ち、自社商品を世界に流通させ、「グローバル人材として活躍する」という学生時代からの目標を達成したいと思います。
※掲載内容は取材当時のものです。