情報理工学部
三菱電機株式会社
山口 由莉子さん
2018年 先端情報学研究科 先端情報学専攻 修了
- Keywords
- メーカー、エンジニア、プログラミング
学生時代に身に付けた“ものづくり”の思考や技術を生かして
入社してすぐ航空管制プロジェクトグループに配属され、飛行機の誘導を行う管制官を支援するシステムの開発に携わりました。5年目となる現在も同じ部署で、ディスプレーに飛行機を表示する部分の設計・開発を担当しています。
京都産業大学に入学した当時はコンピューターに関する知識はまったくなく、新しいもの見たさに飛び込んだ世界でした。最初に衝撃を受けたのが、1年次のプログラミングの授業。自分で1つのゲームを作り上げる課題に取り組んだのですが、パズルを組み立てるような感覚と自分が思い描いた通りに動いたときの達成感がとにかく新鮮だったのを覚えています。ゼロからものづくりができる技術を手に入れたことが、メーカーへの就職を志すきっかけにもなりました。
誰も見たことのないものを創るということには失敗がつきものです。私も学生時代は課題やゼミ活動の中で何度も失敗しました。でも情報理工学の世界では失敗はあたりまえ。学部全体がそんな雰囲気だったからこそ「10あるうちの1つ失敗したのなら残り9つの成功率があがったということ。一歩前進したぞ」とポジティブな考え方ができるようになりました。これは実際に開発する立場となった今でも大切にしていることです。
私が今携わっているシステムは人の生命にも関わるもの。絶対に本番で不具合が起こってはいけないものだからこそ、その手前で何度もトライ&エラーを繰り返します。空を飛ぶ飛行機を見て、大学での学びが社会の役に立ったと実感できたときの感動は、今も忘れられません。
京都産業大学に入学した当時はコンピューターに関する知識はまったくなく、新しいもの見たさに飛び込んだ世界でした。最初に衝撃を受けたのが、1年次のプログラミングの授業。自分で1つのゲームを作り上げる課題に取り組んだのですが、パズルを組み立てるような感覚と自分が思い描いた通りに動いたときの達成感がとにかく新鮮だったのを覚えています。ゼロからものづくりができる技術を手に入れたことが、メーカーへの就職を志すきっかけにもなりました。
誰も見たことのないものを創るということには失敗がつきものです。私も学生時代は課題やゼミ活動の中で何度も失敗しました。でも情報理工学の世界では失敗はあたりまえ。学部全体がそんな雰囲気だったからこそ「10あるうちの1つ失敗したのなら残り9つの成功率があがったということ。一歩前進したぞ」とポジティブな考え方ができるようになりました。これは実際に開発する立場となった今でも大切にしていることです。
私が今携わっているシステムは人の生命にも関わるもの。絶対に本番で不具合が起こってはいけないものだからこそ、その手前で何度もトライ&エラーを繰り返します。空を飛ぶ飛行機を見て、大学での学びが社会の役に立ったと実感できたときの感動は、今も忘れられません。
※掲載内容は取材当時のものです。