経済学部
株式会社高島屋
吉野 昂介さん
2018年 経済学部 経済学科 卒業
- Keywords
- 販売、経済学
経済学で学んだ視点で商品と人のストーリーを紡ぐ
髙島屋京都店の食器・台所用品売場での販売、および店内外で行う催事の運営を担当しています。売場で実演販売をしたり、催事に出品するアイテムの選定をしたりと、接客販売を中心にさまざまな形で売場の業務に携わっています。
学生時代の一番の収穫といえば、やはり視野の広がりです。経済学はミクロ・マクロ経済を知ることから始まって幅広い分野の学びが展開されますが、中でも印象に残っているのが3年次に受講した「中小企業論」という授業。関西の地場産業を支えるさまざまな中小企業をリサーチする中で、初めて企業というものを理解できたと感じました。
企業理念から会社の沿革、売上、扱う商品、どんな人たちが関わっているか。それぞれに魅力があり、できるだけ多くの会社をこの目で見たいと感じるようになりました。そこで私は20社以上のインターンシップに参加し、金融や住宅、商社といったさまざまな業界を体験。その中から今の職種を選んだのは、商品を通してお客様の人生を豊かにできることに魅力を感じたからです。
ある商品を買っていただくことで、お客様の毎日がこんな風に便利になったり、素敵になるかもしない、いくつもある種類の中でもこんな機能が優れていますと、お客様に合った商品を提案したりできるのは百貨店ならではの仕事です。価格以外にもメーカーの姿勢や伝統など、視野を広げてその価値を俯瞰して伝えられるのは、一つのものを多角的にみる経済学の学びのおかげかもしれません。
他の店で買えば10の価値の商品を、お客様の趣味や嗜好に合わせて提案することで20にも、30にも価値を上乗せして提供する。そんな視点で商品やお客様と向き合い、これからも企業と人の縁を結んでいけるよう精進したいと思います。
学生時代の一番の収穫といえば、やはり視野の広がりです。経済学はミクロ・マクロ経済を知ることから始まって幅広い分野の学びが展開されますが、中でも印象に残っているのが3年次に受講した「中小企業論」という授業。関西の地場産業を支えるさまざまな中小企業をリサーチする中で、初めて企業というものを理解できたと感じました。
企業理念から会社の沿革、売上、扱う商品、どんな人たちが関わっているか。それぞれに魅力があり、できるだけ多くの会社をこの目で見たいと感じるようになりました。そこで私は20社以上のインターンシップに参加し、金融や住宅、商社といったさまざまな業界を体験。その中から今の職種を選んだのは、商品を通してお客様の人生を豊かにできることに魅力を感じたからです。
ある商品を買っていただくことで、お客様の毎日がこんな風に便利になったり、素敵になるかもしない、いくつもある種類の中でもこんな機能が優れていますと、お客様に合った商品を提案したりできるのは百貨店ならではの仕事です。価格以外にもメーカーの姿勢や伝統など、視野を広げてその価値を俯瞰して伝えられるのは、一つのものを多角的にみる経済学の学びのおかげかもしれません。
他の店で買えば10の価値の商品を、お客様の趣味や嗜好に合わせて提案することで20にも、30にも価値を上乗せして提供する。そんな視点で商品やお客様と向き合い、これからも企業と人の縁を結んでいけるよう精進したいと思います。
※掲載内容は取材当時のものです。