理学部
仙台市天文台
企画・交流 学芸員
仲 千春さん
2012年 理学部 物理科学科 卒業
- Keywords
- 研究、企画
星の魅力を人に伝えるという憧れの仕事を現実に
私は、仙台市天文台で来館者の方々が参加する天体観望会の望遠鏡業務をメインに、プラネタリウムの投映業務、展示室での案内業務などを行っています。東北地方最大の口径をもつ「ひとみ望遠鏡」は、京都産業大学にある「荒木望遠鏡」と同じ口径のため、在学中に身につけることができたスキルが現在でも大いに役立っています。
私は幼いころから地元の科学館によく足を運んでおり、天体に非常に興味がありました。そして高校生のときに科学館での職業体験を行った際、将来は天文台で星の魅力を人に伝える仕事をしたい、という強い想いが生まれたのです。研究施設に分類される天文台ではなく、一般の方が入場できる天文台や科学館を就職先として選んだのは、このときの想いがあったからです。
仙台市天文台は、一般企業が運営している天文台です。科学館やプラネタリウムが正社員募集しているケースは珍しいのですが、たまたま私が就職活動を行っている時期に、その運営企業が天文台で働くための人材を正社員で募集していることを知りました。タイミングが良かったこともありますが、これも何かの縁だと感じて、迷わず就職を希望しました。
私は幼いころから地元の科学館によく足を運んでおり、天体に非常に興味がありました。そして高校生のときに科学館での職業体験を行った際、将来は天文台で星の魅力を人に伝える仕事をしたい、という強い想いが生まれたのです。研究施設に分類される天文台ではなく、一般の方が入場できる天文台や科学館を就職先として選んだのは、このときの想いがあったからです。
仙台市天文台は、一般企業が運営している天文台です。科学館やプラネタリウムが正社員募集しているケースは珍しいのですが、たまたま私が就職活動を行っている時期に、その運営企業が天文台で働くための人材を正社員で募集していることを知りました。タイミングが良かったこともありますが、これも何かの縁だと感じて、迷わず就職を希望しました。
神山天文台とともに過ごしたすばらしき学生時代
天文台や科学館での就職は、決して就職口が多い職種ではありません。だからこそ、就職活動時には他の大学ではなかなか経験することのできない、京都産業大学内にある天文台を使った学びや、多彩な天文学の講義での学びが活きてきたのではないかと感じています。
例えば、「天体物理学」という講義では、HR図を使用して星座の年齢を推定するなど、ロマンあふれる貴重な学びを経験することができました。また、卒業研究ではほうき星こと彗星の研究を行っていたのですが、毎晩泊まり込みで天文台に足を運び、彗星の観測をすることができました。「今夜は彗星が観測できる!」となればすぐに天文台に行って観測ができる。このような環境は、京都産業大学ならではのものだと思います。この経験が就職活動時の強みになったのかもしれないと考えています。
実際に就職をしてからも、この卒業研究での貴重な経験は、さまざまな来場客の皆さんとお話をする際にも活かされています。将来やりたいことを明確にし、まっすぐとその目標に向かって努力し続けることの大切さを実感することができました。
例えば、「天体物理学」という講義では、HR図を使用して星座の年齢を推定するなど、ロマンあふれる貴重な学びを経験することができました。また、卒業研究ではほうき星こと彗星の研究を行っていたのですが、毎晩泊まり込みで天文台に足を運び、彗星の観測をすることができました。「今夜は彗星が観測できる!」となればすぐに天文台に行って観測ができる。このような環境は、京都産業大学ならではのものだと思います。この経験が就職活動時の強みになったのかもしれないと考えています。
実際に就職をしてからも、この卒業研究での貴重な経験は、さまざまな来場客の皆さんとお話をする際にも活かされています。将来やりたいことを明確にし、まっすぐとその目標に向かって努力し続けることの大切さを実感することができました。
※掲載内容は取材当時のものです。