国際関係学部
ANA大阪空港株式会社
旅客サービス担当
岡 しほりさん
2014年外国語学部 国際関係学科卒業
- Keywords
- 航空、接客、チャレンジ
お客様とのコミュニケーションを大切に
お客様が空港に到着されてから、出発するまでをサポートする仕事をしています。具体的には、カウンターでのチェックインや発券業務、ゲートでの改札業務や機内へのご案内など。大きな手荷物を運んだり、すごく重たい飛行機のドアを閉めたりすることもあります。「グランドスタッフ」というと華やかなイメージを持つ方もいるかと思いますが、実際はけっこう体力仕事ですよ。
私は人と話すことや接客をするのが好きで航空業界を志したので、色々なお客様とお話しできるのがやりがい。最近はカウンターに立ち寄らなくても搭乗できるようになっているのでお話しする機会は減ってしまいましたが、だからこそコミュニケーションを大切にするように心がけています。
入社してまだ1年半ですが、新しい経験や知識を積み重ねる日々の中で、その努力が自分の成長に繋がっていると実感しています。既に後輩社員もでき、先輩として指導・育成する立場になりました。私が入社したばかりの頃は「何が分かっていないのかすら分からない」という状態だったので、そのときの不安を忘れず、後輩の気持ちを理解してあげられる先輩でいたいですね。ゆくゆくは、新入社員研修のインストラクターになりたいと思っています。
アルバイトを通して自分の気持ちを再確認
就職活動中は進路・就職支援センターに通って、学生アドバイザーに話を聞くことが多かったです。私自身も、内定が決まってからはアドバイザーをしていました。自分がすごく助けてもらった分、後輩の力になりたいという気持ちが大きかったですね。
辛かったのは、自分よりも航空業界に詳しい学生がたくさんいたこと。「私なんか」っていう引け目を感じて、なかなか前に踏み出せないこともありました。
もともと接客や英語、飛行機が好きでこの業界を目指していたのですが、何がやりたいのかを見失ってしまったことも。そこで、4年生の4月頃には就職活動を一度中断して、飲食とアパレル系のアルバイトをたくさんしました。今思えば無茶ですよね(笑)。でもそのおかげで、「やっぱり接客の仕事が好き」という気持ちを再確認することができたんです。
ANA大阪空港の面接では、熱い気持ちを思い切りぶつけました。日本語が通じないお客様と接する機会も多い仕事なので、想いを伝えようとする姿勢を評価してもらったのだと思っています。
※掲載内容は取材当時のものです。