共に日の丸を背負い、世界と戦う。空手道日本代表
スポーツ-
法学部 2年次生
中島 啓太さん(空手道 男子組手 −67kg級 全日本強化選手)
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経営学部 1年次生
中島 智也さん(空手道 男子組手 −84kg級 全日本強化選手)
【むすぶ人】中島兄弟
兄弟そろって日本代表入り。その誇りを胸に、さらなる高みへ。
父の影響を受けて空手を始めたのは4歳のとき。はじめは父の喜ぶ顔が見たくて頑張っていたのですが、中学3年生で日本代表に選ばれてからは自分の意志で空手に向き合うようになり、よりストイックに練習に励むようになりました。高校時代は成績を伸ばせず、本気で辞めようと考えたほどつらい時期でしたが、それでも空手を続けることができたのは、共に励む弟がいてくれたからだと思います。兄としてカッコ悪い姿を見せるわけにはいきませんし、何より弟には負けたくない。その一心でスランプを乗り越え、京都産業大学に入学してからも実力を伸ばしてきました。若手で兄弟そろって日本代表に入っているのは私たちだけ。それが誇らしいし、兄としても、同じ団体戦メンバーとしても嬉しいことです。これからも弟と一緒に、団体では全日本学生選手権で優勝、個人では国際大会や将来のオリンピックでの活躍を目指し、高め合っていきたいです。
中島 啓太さん
兄は目標であり、仲間。その心強さが、力になる。
兄の姿に憧れて、「自分も強くなりたい」と空手を始めたのは6歳のときでした。小学生の頃から試合のときにコート横で兄が応援してくれるので、それが心強く、おかげで実力をしっかり発揮できていたと思います。小学生の頃からずっと兄の背中を追ってきましたが、高校時代から一気に成績を伸ばすことができ、京都産業大学では肩を並べて戦う仲間に。今後はこれまで以上に、一番近くで私の戦いぶりを見てくれる兄の期待に応えていきたい。チームの勝利に貢献できる選手になりたいです。そのためにも、試合運びを工夫しながら、得意の足技でしっかりポイントを稼ぐのが私の役目。直近の目標は、11月に行われる日本学生選手権での団体戦優勝です。また、個人では日本代表として国際大会での活躍を目指しています。今後も兄弟で代表に入り続け、共にオリンピックに出場するのが夢。兄には今後も私の前を走り続けてもらい、目標であってほしいですね。私も負けないように練習に励み、もっともっと強くなります。
中島 智也さん
※掲載内容は取材当時のものです。