KARATE1プレミアリーグ沖縄大会で優勝!
スポーツ-
法学部 3年次
大西 英輝さん
念願の昇格をモチベーションに、過去を上回る成績を目指す。
大学入学後、私がまず目指したのは「組手男子-60kg級」の日本代表でした。地区代表に選ばれた後、30〜40人の中から代表候補に選出され、その後の候補者合宿では実力をアピール。1年次生の時に、以前から憧れていた代表の座を勝ち取ることができました。それからの3年間、私は毎年日本代表に選ばれ、国際試合の経験を積んできています。今の目標は世界チャンピオンになること。組手の試合で勝つためには、技の速さや正確性ももちろん大事ですが、相手との駆け引きが欠かせません。特に外国人選手は日本人選手に比べて相手のミスを誘うのが上手い。彼らに勝つには、自分がポイントを先取し相手を焦らせることが重要です。もしポイントを先取されたら、相手をコートのすみに追い込み、落ち着いて攻められる状況を作ります。そうすれば、あとは力と力の勝負。私は相手の動きを先読みし先に攻撃を入れる「反応」が得意なので、隙を突いて蹴り技を決め、ポイントを奪います。これが3年間研究してきた、自分なりの勝ち方です。その成果を思う存分発揮できたのが、3年目最後の国際大会。私は「KARATE1 プレミアリーグ沖縄大会」で、ついに優勝を手にすることができたのです。
次こそ勝てる。自信を胸に見据えるのは、世界一の座。
プレミアリーグでの優勝を果たした今、私が見据えているのは11月にオーストリアで開催される世界選手権です。沖縄の大会には世界チャンピオンが出場していなかったので、優勝できたからといって私の実力が世界一とはいえません。ですが、私にはそうなれるという自信があります。以前世界チャンピオンと対戦した時は、引き分け判定負けと実力が拮抗していました。今年は体の調子が良いですし、実力もついてきています。次はきっと勝てるはず。まずは4度目の日本代表となり、4月に行われるプレミアリーグで優勝を目指します。そこでさらに勢いに乗り、11月の世界選手権へ。最高の舞台で今度こそ世界チャンピオンを破り、世界一の座を手にしたいです。
※掲載内容は取材当時のものです。