「サギタリウス・チャレンジ」で、夢へつづく一歩を踏み出す
課外活動-
外国語学部 2年次
渋谷 薫さん(写真左)
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経営学部
ドレスラー・カタリナさん(写真中央)
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経済学部 2年次
久保 力也さん(写真右)
『サギタリウス・チャレンジ』学生の果敢な挑戦を応援
『サギタリウス・チャレンジ』は、「チャレンジ部門」「スピーチコンテスト部門」「エッセイコンテスト部門」の各部門で学生から企画・作品を募集し、優秀な企画・作品に対して奨励金を授与し活動を支援する、京都産業大学独自の“学生サポートプログラム”です。大学4年間に何かを成し遂げたいと考える学生や将来の大きな夢に向かって切磋琢磨する学生、自身の思いを表現し伝えたいという学生が、このキャンパスに集まっています。互いに刺激を与え合い多様な価値観を認め合い、さらなる成長を実感する中で、豊かな未来を自ら創造する力を育んでいます。京都産業大学は、学生の夢や可能性へのチャレンジをこれからも応援し続けます。
サギタリウス・チャレンジ「エッセイコンテスト部門」
2013年度 サギタリウス賞 受賞 テーマ『私のグローバル化』
私はもともと人見知りがちの性格だったのですが、ある事がきっかけで “笑顔の魅力・大切さ”に気付かされたことを、自分なりのグローバル化として発表しました。ある事というのは、一つは、地元:和歌山県の世界遺産「熊野古道」が、スペインのガリシア州にある同じく世界遺産「サンティアゴの道」と姉妹提携を結んでいることがきっかけで訪れたスペインで、ただでさえ生まれて初めての海外で緊張していた私を、現地の方々が優しく和ませてくれて自然にこぼれた笑顔を、すごく褒めてくれたこと。もう一つは、日本でアルバイト先の社員さんに、自分以外の相手とのコミュニケーションにとって、“笑顔”がいかに大切かを親切丁寧に教えてもらったことです。
私にとっての“グローバル化”とは、単に外国語を使っての異文化交流ということだけではなく、たくさんの人と“笑顔”で接することで、今までの自分(世界)とは違う自分(世界)に出会うこと!!
「サギタリウス・チャレンジ」は、“笑顔の魅力”という「これだ!!」と思えるテーマを見つけたことで、とても有意義な制作、そして発表ができました。また、その発表が認められたことで、これからも「自分の想いを伝える」ことを続けていこうと思っています。
外国語学部 2年次 渋谷 薫さん
私はもともと人見知りがちの性格だったのですが、ある事がきっかけで “笑顔の魅力・大切さ”に気付かされたことを、自分なりのグローバル化として発表しました。ある事というのは、一つは、地元:和歌山県の世界遺産「熊野古道」が、スペインのガリシア州にある同じく世界遺産「サンティアゴの道」と姉妹提携を結んでいることがきっかけで訪れたスペインで、ただでさえ生まれて初めての海外で緊張していた私を、現地の方々が優しく和ませてくれて自然にこぼれた笑顔を、すごく褒めてくれたこと。もう一つは、日本でアルバイト先の社員さんに、自分以外の相手とのコミュニケーションにとって、“笑顔”がいかに大切かを親切丁寧に教えてもらったことです。
私にとっての“グローバル化”とは、単に外国語を使っての異文化交流ということだけではなく、たくさんの人と“笑顔”で接することで、今までの自分(世界)とは違う自分(世界)に出会うこと!!
「サギタリウス・チャレンジ」は、“笑顔の魅力”という「これだ!!」と思えるテーマを見つけたことで、とても有意義な制作、そして発表ができました。また、その発表が認められたことで、これからも「自分の想いを伝える」ことを続けていこうと思っています。
外国語学部 2年次 渋谷 薫さん
サギタリウス・チャレンジ「スピーチコンテスト部門」
2014年度 優秀賞 受賞 テーマ『結婚は時代遅れ?』
私の故郷ドイツでも、日本の特に「京都」は、古い建物や文化が残るすごく美しい町としてとても有名です。そんな京都で日本のことをもっと学んでみたいと思い、昨年来日し京都産業大学に留学しました。来日したばかりの頃は、自分の日本語能力にはあまり自信がなく悩んでいました。そんな時、「サギタリウス・チャレンジ」の事を知って、苦手意識を変える良いチャンスだと思い、チャレンジすることを決めて応募しました。
スピーチのテーマに選んだのは、日本と外国との文化の違いのひとつ「結婚観」についてです。私の生まれ育ったドイツを含むヨーロッパでは、制度としての「結婚」にあまり重きを置かない傾向があります。その証拠に、私の両親は14年間一緒に暮らした後、昨年「結婚」しました。それも、何か特別な理由があったわけではありません。日本では、男女が夫婦になる時には必ず「結婚」という形をとり、大抵の人が結婚式を行います。もちろん私も、女性として「結婚・結婚式」にロマンチックな憧れはあります。いつかは愛する人とできればいいなと思っています。そんな、身近だけれど些細な文化の違いを通して、自分の考えを日本語でスピーチしました。
大変だったことは、まずは日本語そのものの難しさ。そして、スピーチ内容を日本語で全部覚えなければいけなかったことです。ですが、大学の留学生寮「I-House」で生活をともにする外国人の友達や、日本人学生「I-Houseアシスタント」に協力してもらい、準備して本番に臨むことができました。おかげで、優秀賞を獲得し、自分の日本語コミュニケーション能力にも自信がつきました。 将来は、ドイツと日本の共通項でもある「自動車産業」での就職を希望しています。その上で、もっともっと日本の文化について勉強して、日本と海外との架け橋になりたいです。
そんな希望を抱かせてくれた「サギタリウス・チャレンジ」には、これからもたくさんの学生(留学生)にチャレンジしてもらいたいと思っています。
経営学部 ドレスラー・カタリナさん(ドイツ連邦共和国 出身)
私の故郷ドイツでも、日本の特に「京都」は、古い建物や文化が残るすごく美しい町としてとても有名です。そんな京都で日本のことをもっと学んでみたいと思い、昨年来日し京都産業大学に留学しました。来日したばかりの頃は、自分の日本語能力にはあまり自信がなく悩んでいました。そんな時、「サギタリウス・チャレンジ」の事を知って、苦手意識を変える良いチャンスだと思い、チャレンジすることを決めて応募しました。
スピーチのテーマに選んだのは、日本と外国との文化の違いのひとつ「結婚観」についてです。私の生まれ育ったドイツを含むヨーロッパでは、制度としての「結婚」にあまり重きを置かない傾向があります。その証拠に、私の両親は14年間一緒に暮らした後、昨年「結婚」しました。それも、何か特別な理由があったわけではありません。日本では、男女が夫婦になる時には必ず「結婚」という形をとり、大抵の人が結婚式を行います。もちろん私も、女性として「結婚・結婚式」にロマンチックな憧れはあります。いつかは愛する人とできればいいなと思っています。そんな、身近だけれど些細な文化の違いを通して、自分の考えを日本語でスピーチしました。
大変だったことは、まずは日本語そのものの難しさ。そして、スピーチ内容を日本語で全部覚えなければいけなかったことです。ですが、大学の留学生寮「I-House」で生活をともにする外国人の友達や、日本人学生「I-Houseアシスタント」に協力してもらい、準備して本番に臨むことができました。おかげで、優秀賞を獲得し、自分の日本語コミュニケーション能力にも自信がつきました。 将来は、ドイツと日本の共通項でもある「自動車産業」での就職を希望しています。その上で、もっともっと日本の文化について勉強して、日本と海外との架け橋になりたいです。
そんな希望を抱かせてくれた「サギタリウス・チャレンジ」には、これからもたくさんの学生(留学生)にチャレンジしてもらいたいと思っています。
経営学部 ドレスラー・カタリナさん(ドイツ連邦共和国 出身)
サギタリウス・チャレンジ「チャレンジ部門」
2014年度 採用企画 『被災地・未災地 学生交流会 ~未来への語らい~』
高校1年生の終わりに、東日本大震災が発生しました。
私は、兵庫県で生まれ、高校で「防災」や「ボランティア」について専門に勉強していました。その事もあって、未曾有の大災害で苦しんでいる人たちの為に、「自分達にできる事は何だろう」と考え、まずは高校を通じて募金を募り、集めた募金をもって、震災発生から3週間後に宮城県石巻市に行って、現地の学校再開の手伝いをさせてもらいました。津波被害を受けた場所で、まずは泥かきからはじめて、現地の人と会話するといった些細なことまで、自分達にできることは何でもやろうという思いでした。ですが、実際に目の当たりにした被害は想像をはるかに超えていて、この先何十年にも渡って継続的な支援が不可欠だと感じました。
私の生まれた翌年に、阪神淡路大震災がありました。震災の記憶も、被災者としての実体験もありませんが、親世代の人達からは「あの時は、色んな人に助けられた」という話しをよく耳にしました。そんな私ができることは、(何か有事に遭遇した際に)まずは「自分自身が、しっかり生き残ること」、そして、 今なお、東日本大震災の被災地で大変な思いをしている人たちのことを、この関西地区で、ひとりでも多くの人達に伝えることだと考えました。
そんな想いを込めて、「サギタリウス・チャレンジ」に応募しました。結果、大学に認めて頂き、資金面はもちろん実行における様々な支援を受けることができたことはとても大きかったです。何より、実際に赴いた現地の方々から「今、このタイミングで、遠く関西の大学に着目してもらい、若い力を送り込んでくれたこと」に非常に感謝されました。
将来は、東北で就職をしようと考えています。それは、阪神淡路大震災のあった地元:兵庫で、幼い頃から周りのたくさんの震災経験者から色々な役立つことを伝え聞き教えてもらったように、東北の被災地で、震災の実体験がない世代の子供たちと一緒に、「防災」や災害の悲惨さを、同じ立場で考え・寄り添い、成長していく彼らの一助になりたいと考えるからです。
経済学部 2年次 久保 力也さん
高校1年生の終わりに、東日本大震災が発生しました。
私は、兵庫県で生まれ、高校で「防災」や「ボランティア」について専門に勉強していました。その事もあって、未曾有の大災害で苦しんでいる人たちの為に、「自分達にできる事は何だろう」と考え、まずは高校を通じて募金を募り、集めた募金をもって、震災発生から3週間後に宮城県石巻市に行って、現地の学校再開の手伝いをさせてもらいました。津波被害を受けた場所で、まずは泥かきからはじめて、現地の人と会話するといった些細なことまで、自分達にできることは何でもやろうという思いでした。ですが、実際に目の当たりにした被害は想像をはるかに超えていて、この先何十年にも渡って継続的な支援が不可欠だと感じました。
私の生まれた翌年に、阪神淡路大震災がありました。震災の記憶も、被災者としての実体験もありませんが、親世代の人達からは「あの時は、色んな人に助けられた」という話しをよく耳にしました。そんな私ができることは、(何か有事に遭遇した際に)まずは「自分自身が、しっかり生き残ること」、そして、 今なお、東日本大震災の被災地で大変な思いをしている人たちのことを、この関西地区で、ひとりでも多くの人達に伝えることだと考えました。
そんな想いを込めて、「サギタリウス・チャレンジ」に応募しました。結果、大学に認めて頂き、資金面はもちろん実行における様々な支援を受けることができたことはとても大きかったです。何より、実際に赴いた現地の方々から「今、このタイミングで、遠く関西の大学に着目してもらい、若い力を送り込んでくれたこと」に非常に感謝されました。
将来は、東北で就職をしようと考えています。それは、阪神淡路大震災のあった地元:兵庫で、幼い頃から周りのたくさんの震災経験者から色々な役立つことを伝え聞き教えてもらったように、東北の被災地で、震災の実体験がない世代の子供たちと一緒に、「防災」や災害の悲惨さを、同じ立場で考え・寄り添い、成長していく彼らの一助になりたいと考えるからです。
経済学部 2年次 久保 力也さん
サギタリウス・チャレンジ ~ 元気で活力に満ちた学生のサポートプログラム ~
「チャレンジ部門」「スピーチコンテスト部門」「エッセイコンテスト部門」の3部門で募集を行い、優秀な企画・作品等に対して奨励金を授与するなどし、学生が実際の活動や作品発表をスムーズに実行できるようにきめ細やかなサポートを行う、京都産業大学独自の“学生サポートプログラム”です。京都産業大学は、「夢や興味」の実現に向かって、「明るく、元気で、やる気をもって」果敢に挑戦する学生を全力で応援し続けます。
・サギタリウス・チャレンジ
・サギタリウス・チャレンジ
※掲載内容は取材当時のものです。