たくさんの人の笑顔と 夢をむすぶ挑戦
スポーツ-
創立50周年広報大使「むすびわざアンバサダー」(プロラクロス選手)
山田 幸代さん(2005年経営学部卒/大学院マネジメント研究科 1年次)
チャレンジ精神の伝道師
彼女こそ、まさに“伝道師”と呼ぶにふさわしい。京都産業大学の卒業生(2005年経営学部卒)である 山田幸代さんをひとくくりに紹介するのは難しい。まずもって、日本人初のプロラクロスプレーヤーであること。そして、大学創立50周年広報大使「むすびわざアンバサダー」であること。そして、今年の4月からは、大学院マネジメント研究科で学ぶ現役大学院生でもある。2足のわらじどころか、3足・4足と一人何役もこなす。そんな彼女は、トップアスリートとして1年の半分以上を海外でプレーする傍ら、本学と地域・社会との懸け橋として精力的に活動している。モットーは、「形がないもの」を創り上げることにチャレンジし、自ら道を切り開くチャンスをつかむために「一歩前に踏み出す」こと。その姿勢は、在学中も、そして今も変わらない。大きな夢は、「ラクロスを、子どもたちの夢の1つに挙げられるスポーツにすること」。彼女のチャレンジ精神は留まることを知らない。
京都産業大学に入学された経緯は?
高校卒業までずっとバスケットをやってきて、全国大会にも出場しましたが、大学に入ったらスポーツ自体やめるつもりでした。勉強にバイト、とにかく普通の大学生活を送りたいと思っていました。それで、キャンパスが広くて学生数も多い京都産業大学を選びました。でも、いざ普通の大学生活を送りはじめると、高校時代のように何かに打ち込んでいるときの方が充実していることに気が付きました。
どんな4年間でしたか?
とにかく、ラクロス漬けの毎日でした。朝早くから練習して、大学の授業が終わった後また練習して、休みの日には試合して。でも、それだけではなく大学には、練習用のグラウンドがなかったので自分たち練習場所を探しに行ったり、チームのメンバー勧誘もやりました。それも、ひとえに「もっと上手くなりたい、チームを強くしたい」という想いで、何事にも常にチャレンジしていました。その過程で、「周りの人への気配り」や「想いを人へ伝える方法」も学びました。自分自身、大学4年間ですごく成長できたと思います。
なぜ、大学院(マネジメント研究科)へ進もうと思われたのですか?
プロ・アマ問わず、スポーツ選手でいる期間には残念ながら期限があります。その期間を終えたときに、何も残らなかった、ということがないように今から自分の武器を増やしておこうと考えました。学び=知らない事を知ること自体すごく楽しいことですが、学びの中で、疑問に思い → 仮説を立てて → その仮説を立証していく作業は、スポーツにおける鍛錬と似ています。また、チームスポーツとなれば、様々な人と会話(コミュニケーション)し、意見(レスポンス)を得る。何より、自分の意見をきちんと相手に伝える・発信することが非常に重要になります。そのノウハウを体系的に学ぶことが非常に有意義だと感じています。
創立50周年広報大使「むすびわざアンバサダー」として主にどんな活動をされていますか?
地域の人たち(子ども・学校)と交流し、スポーツの素晴らしさや、京都産業大学はもちろん、京都の魅力を伝えていく役割を担っています。また、各界のトップリーダーたちと対談させて頂く機会があり、非常に刺激的です。
印象に残った対談相手は?
全員です。皆さんの共通点は、アイデアマンで、パワフルで、プライドをしっかり持っていらっしゃって、そして何より、笑顔が素敵で自分発信力がある方ばかりでした。
これからの京都産業大学(後輩たち)へ一言
自分の本当にやりたい事を見つける為に、まずは、アンテナを張る → 少しでも興味の湧くことを見つけたら、迷わず一歩踏み出す! 京都産業大学には、チャレンジする舞台・環境、そしてチャレンジを後押ししてくれる応援団(学生仲間・先生・職員・OBOG)がたくさんいます。チャンスがあるなら一歩踏み出してみてください!!
山田さんにとって、“Keep Innovating.”とは?
漢字一文字で表すと、「進」です。何事にもチャレンジし、とにかく前へ“進む”。そして、これだ! と思う方向に自信をもって“進み”自分にしか作れない道を、皆がそれぞれ作っていくこと。それが伝統になり、“進化”し続けるということになると思います。私自身、敷かれたレールをただ行くのは嫌いで、常に新しい事に挑戦して、ここまで来ました。そして、これからも世界と京都産業大学の架け橋になるために“Keep Innovating.”を実践していきます!!
ラクロスは、正式な漢字表記は「棒網球」だが、山田さんは、あえて「楽球」と称する。山田さんにとって、ラクロスとは、人生に楽しみを加えてくれるもの。ただ、それだけではなく、「今後は自分がラクロスの面白さ、楽しさを伝えていこう、普及させよう」と思うようになった。と語る。そして一番の夢は、ひとりでも多くの子どもたちに、「ラクロス選手になりたい!!」と言ってもらえるように、ラクロスを普及させること。“ Lacrosse is Life ”
ラクロスは、正式な漢字表記は「棒網球」だが、山田さんは、あえて「楽球」と称する。山田さんにとって、ラクロスとは、人生に楽しみを加えてくれるもの。ただ、それだけではなく、「今後は自分がラクロスの面白さ、楽しさを伝えていこう、普及させよう」と思うようになった。と語る。そして一番の夢は、ひとりでも多くの子どもたちに、「ラクロス選手になりたい!!」と言ってもらえるように、ラクロスを普及させること。“ Lacrosse is Life ”
むすびわざアンバサダー
2015年に迎える創立50周年の節目にあたり、「建学の精神」を受け継ぎながらさらなる飛躍を期すべく、社会・地域に貢献していく取り組みの一環として、創立50周年広報大使「むすびわざアンバサダー制度」を立ち上げた。
その第一号として、卒業生で日本初のプロラクロスプレーヤーとして、現在も国内外で活躍している山田幸代さん(2005年経営学部卒)が就任、2013年3月29日には委嘱状授与式が行われた。
「むすびわざ」とは、京都産業大学の「産業」を「産(む)すび業(わざ)」と読み解き、モノ・コト・ヒトを新しい発想で「むすび」、新たな価値を「産み出す」こととしており、山田さんは「むすびわざアンバサダー」として、地域・社会と大学の懸け橋としての活躍が期待される。
・むすびわざアンバサダーサイト
その第一号として、卒業生で日本初のプロラクロスプレーヤーとして、現在も国内外で活躍している山田幸代さん(2005年経営学部卒)が就任、2013年3月29日には委嘱状授与式が行われた。
「むすびわざ」とは、京都産業大学の「産業」を「産(む)すび業(わざ)」と読み解き、モノ・コト・ヒトを新しい発想で「むすび」、新たな価値を「産み出す」こととしており、山田さんは「むすびわざアンバサダー」として、地域・社会と大学の懸け橋としての活躍が期待される。
・むすびわざアンバサダーサイト
※掲載内容は取材当時のものです。