2022.07.29

カルチャー

暑〜い夏こそ楽しめる!1日で満喫、京都のひんやりスポット巡り

いよいよ夏がやってきました!そして私たち学生にとっては長い夏休みの始まりでもあります。「どこかにお出かけしてみたい」と考えている皆さんに、京都の夏を楽しめるひんやりスポットを紹介します!今回、私たちが行ってきたのは、保津川下り、嵐山・竹林の小径(こみち)、嵐山のおしゃれカフェです。とにかく暑い京都の夏ですが、涼しく楽しく過ごせるスポットに、ぜひお出かけしてみてくださいね。

迫力満点!自然満喫♪急流を舟で進む「保津川下り」へ!

京都でひんやりスポットめぐりをするなら、どこがいいかな?せっかくの夏休みだから、非日常感や京都らしさも楽しみたい、おしゃれでおいしいカフェにも行きたい……!と、学生広報スタッフのみんなで話し合い、亀岡から嵐山の「保津川下り」〜嵐山の「竹林の小径」〜嵐山の「おしゃれカフェ」の3つのスポットを選びました! 
JR「亀岡駅」から徒歩約8分、保津川のそばにある「保津川下り」乗舟場。すぐ近くにはサンガスタジアムもあります。
「保津川下り」は、丹波亀岡から嵐山まで約16キロメートルの渓流を、船頭さんが操る手漕ぎ舟で約2時間かけて下るスリル満点の舟下りです。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の景色を堪能できるとあり、観光客に人気です。
京都市内からは、JR山陰本線/嵯峨野線「二条駅」から普通電車で約20分、「亀岡駅」へ。亀岡駅から徒歩8分で「保津川下り」の乗舟場に到着します。 
亀岡から嵐山まで、保津川を約2時間かけて下る「保津川下り」(写真提供/保津川遊船企業組合)
保津川は古くから丹波産の物資を京都に運送するために使われていました。かつては山と山の間をうねるように急流が続き、川の中には岩がたくさんあったため舟での通行が不可能で、いかだを使っていたそうです。1606年、豪商・角倉了以(すみのくら・りょうい)が、大きな岩を縄で動かしたり爆破したり、流れが急なところは岸を広げたり、といった土木技術で開削。これにより保津川舟運が可能となり、米や木材、薪や炭などの物資がこれまで以上に大量に運ばれるようになりました。角倉家は、保津川の通行料によって大いに豊かになったそうです。
戦後の鉄道普及により水運利用が衰退し、1895年ごろからは、遊舟として観光客を乗せた川下りが始まりました。現在では「保津川下り」に年間30万人の人々が訪れています。ちなみに、保津川下りの操舟技術は2019年、亀岡市無形文化民俗文化財に指定されています。 
夏や雨天時には屋根が設置されます。屋根が日差しを遮ってくれるので、とても快適に過ごせました。
舟に乗り込み、亀岡を出発!舟にはエンジンがついていないため、完全に人力です。
いよいよ出発です!1隻につき3人の船頭さんが同乗します。船首でエンジンの役割をする櫂(かい)ひき・舟に勢いをつける掉(さお)さし・進路を決める舵(かじ)持ちと、それぞれ異なる役割があり、船頭さんは交代しながら舟を進めていきます。保津川の歴史や景色の説明のほか、「後ろを振り返ってご覧くださいね〜はい、あれが亀岡のイオンです!見ておかなアカンで〜」などの軽快なトークで盛り上げてくれるので、舟内は何度も笑いに包まれました。 
急流を通るときは、波がざぶーんと立ちます。
川の流れは、最初の方は穏やかですが、徐々に渓谷を流れる急流へと変化していきます。船頭さんの見事な竿さばきで岩の間をすり抜け、10カ所ある急流ポイントを通っていきます。急流はかなり勢いがあり、テーマパークのアトラクションのよう!今回は水量が少ない日の乗舟でしたが、軽く水しぶきを浴びるほどでした。水量が多い日はずぶぬれになりそうですが、水除けのシートが用意してあるので濡れたくない人も安心です。
 
京都市内も出発時の亀岡も暑かったのですが、川の両岸は山がそびえていてひんやりと感じられました!舟のスピードでやさしい風が吹くため、意外と涼しいです。視線を上げると、きれいな青空が広がるのも気持ちよかったです!
 
ごつごつした岩がたくさん。こちらの岩はスヌーピーに見えますか?
山に囲まれた自然豊かな川下りでは、カモやシラサギ、ウなどさまざまな鳥の他、かわいい小鹿も見ることができました。ユニークな形の岩があると、船頭さんが教えてくれます。スヌーピー岩やカエル岩など分かりやすいものもあれば、「そういわれればそうかも」という岩もあります。船頭さんは「心がきれいな人には見えるんだけどね〜。えっ、分からない?うーんそれはね…(笑)」と笑いを誘っていました。 
飲み物のほか、いか焼き、おでん、みたらし団子、冷やしきゅうりなどを販売していました。
しばらく川を下っていると舟上売店が現れました!こちらの舟にぴったりくっつくので、乗ったまま飲み物や食べ物を購入できます。舟には飲食の持ち込みができるので、あらかじめ購入していくのもいいですね。 
イカ焼き(1舟¥500)。
すっかり涼んだ私たちが選んだのはイカ焼きです。目の前で焼いてくれるのもうれしいです!舟の上でピクニック気分を味わうことができました。
嵐山に近づくにつれて暑さが戻ってきました。約2時間の舟旅も終了です。保津川下りは大人1人4,100円。学生の私たちには少し高く感じるかもしれませんが、急流を下るスリルも楽しい自然のアトラクションですので、ぜひ体験してみてください! 

保津川下り

住所:京都府亀岡市保津町下中島2(乗舟場)
利用料金:大人1人4,100円
運行:平日は1日に7回。土日祝日は9:00~15:00(※12月中旬から3月9日までは10:00〜14:30)で人数が集まり次第、時間に関係なく出発。雨や雪でも運航はしていますが、増水(危険水位)時や悪天候時には運航が中止となります。ホームページで運行状況の確認をすることをおすすめします。
休業期間:12月29日〜1月4日
HP:https://www.hozugawakudari.jp/
Instagram:@hozugawakudari
Twitter:@hozugawakudari 

日陰で涼しい!嵐山・竹林の小径でリラックスさんぽ♪

日陰の道が約400メートル続く「竹林の小径」。
 嵐山に到着した私たちが続いて訪れたのは、「竹林の小径」です。下舟場から天龍寺方面、土産店が並ぶ道を約10分歩くと、竹林の小径への入り口に到着します。「竹林の小径」は、遊歩道で、野宮神社から大河内山荘庭園まで約400メートル続いています。道におおいかぶさるように竹が伸びており、小径全体に陰を作っています。晴れた日でも薄暗いためひんやり涼しく、すっと汗が引くのがわかります。
写真映えスポットとしても人気。木漏れ日がきれいです。
嵐山と、その北に広がる嵯峨野エリアは、平安時代以降、天皇や貴族の別荘地、行楽地として愛されたそうです。しかし竹が茂ったのはいつごろなのか、誰が何のために整備したのか歴史的な背景は明らかになっていません。とはいえ、小径をのんびり歩くと雅な平安時代に思いをはせてしまいます。狙い目の時間は、観光客が少なくなってくる夕方です。あちこちで写真を撮りながら、のんびり、ひんやりと散策ができますよ。 

竹林の小径

住所:京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町 

築213年の古民家カフェでひんやりドリンク

「パンとエスプレッソと嵐山庭園」の入口。
最後に向かったのは、天龍寺の裏にひっそりと佇むカフェ「パンとエスプレッソと嵐山庭園」です。カフェは『エスプレッソと』、隣接するベーカリーは『パンと』という名前がつけられています。白いのれんをくぐると、かやぶき屋根の建物が現れます。この建物がそのままカフェ空間になっているんですよ。 
敷地内には手入れされた枯山水庭園が広がっています。
建物の名前は「旧小林家住宅」。1809年、京都府船井郡で豪農の大庄屋として建てられたもので、丹波南部地域の江戸時代後期にあった農家の形だそうです。ここ嵐山へは、1979年から1982年にかけて移築・復元されました。建物は京都府指定文化財に登録されています。 
縁側にはテーブルが2つありました。扇風機とうちわが置いてあります。
店内は、柱を生かした和の空間。格子窓の向こうにはお庭の緑がきらきらと輝いていました。エアコンがきいた店内でくつろぐのも良さそうですが、私たちは縁側を選びました!縁側は日陰なので暑さは感じられません。昔の人たちは、陽をうまくよけることで暑さをしのいでいたのでしょうね。
メニューは朝8時からのモーニング、パニーニ、デザート、ドリンクなど種類豊富。季節限定メニューもあります。私たちは、デザートセットやドリンクをオーダーしました! 
赤ジソスカッシュ(700円)、焦がしバター塩キャラメル(700円)。その他のデザートは、すべてドリンク付きでした。2種類のアイスとビスコッティーセット(1,200円)、焦がしバター塩キャラメルセット(700円)プリンセット(1,200円)、抹茶ティラミスセット(1,200円)。
「赤ジソスカッシュ」は、自家製の赤シソシロップにソーダを加えた夏らしいドリンク。鮮やかな赤色が、後ろにあるお庭の緑に映えます!「2種類のアイスとビスコッティー」は、この日は焦がしバター塩キャラメルとピスタチオのアイスでした。アイスクリームは、どちらもあっさりテイスト。ビスコッティーのサクサク食感とアイスの食感はクセになります。
キャラメル味のアイスクリームが乗ったエスプレッソ、「焦がしバター塩キャラメル」。アイスクリームは甘いだけでなくキャラメルの味が引き立てられており、エスプレッソと混ぜるとよりマッチしておいしかったです! 

「プリン」は、卵の濃厚な香りが強く、食感はやや硬めという昔ながらの味わい。さくらんぼとクリームも乗っているので、レトロな味が好きな人におすすめです!「抹茶ティラミス」は甘すぎず、口通りの良いあっさりさ。抹茶の苦みが控えめで、マスカルポーネチーズクリームとの相性抜群でした。
暑さも忘れ、ほっと和むひとときを過ごせました。

パンとエスプレッソと嵐山庭園『エスプレッソと』

住所:京都市右京区嵯峨天竜寺芒ノ馬場町45-15
営業時間:8:00〜18:00
定休日:不定休
HP:https://bread-espresso.jp/shop/arashiyama-cafe.html
Instagram:@bread.espresso.and.arashiyama 

いかがでしたでしょうか?取材時は、京都市内の気温が38℃(!)という蒸し暑い日でしたが、「わ〜涼しい!」と、何度も口にしてしまいました。太陽が照りつける道もありましたが、暑いからこそ、涼しいスポットを訪れたときのひんやり度は感動モノでした。「亀岡に行くのは初めて」「嵐山は修学旅行で訪れて以来」というスタッフも多かったのですが、改めて歩いてみると、京都っていいなあと感じました。ぜひ皆さんも足を運んでみてくださいね。

 動画でもひんやりスポットをご紹介。行きたくなりますよ~!

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