学校法人京都産業大学「サギタリウス基金」卒業生顕彰式を実施

2020.06.25

令和元年度 同窓会設立50周年記念行事

2019(令和元)年12月8日(日)、京都産業大学同窓会設立50周年記念行事「絆、そして感謝」が開催され、行事の一環として、第1回目となる学校法人京都産業大学「サギタリウス基金」卒業生顕彰式を執り行いました。約1,300人の同窓生が集まった当日の様子をお伝えします。

1.大学との絆を語る、泉谷直木氏記念講演

学内の神山ホールで始まった、同窓会設立50周年記念行事。まずは本学の卒業生であり、現在はアサヒグループホールディングス株式会社取締役会長兼取締役会議長である泉谷 直木 氏の講演が行われました。
タイトルは「我が魂・京都産業大学」。泉谷氏と本学との、現在にまで続いている絆がテーマです。
泉谷氏の学生時代、まだ新設校であった本学では新たな校舎が次々と建てられており、「毎日いろんなことが起こっていて、マグマのような強いエネルギーが吹き出していた」とのこと。

そのような環境のなかで学んだ、ゼロから発想することや新しいことへの挑戦を恐れないこと、人を真似るのではなく自分の頭で考えるといったことが、泉谷氏のその後の人生に大きな影響を与えたそうです。

また経営者としてもっとも苦しい状況にあったときには、学祖である荒木俊馬総長の「建学の精神」を読んで気持ちを奮い立たせたとのこと。そこに書かれた言葉がやがて「信念、気概、矜持」という、常に自らの心の中心にある言葉になっていったと語りました。

2.各界で活躍中の卒業生によるパネルディスカッション

続いてのプログラムは、記念シンポジウム。記念講演に引き続き泉谷 直木 氏と、元ラグビー日本代表選手である大畑 大介 氏、京都中央信用金庫理事長の白波瀬 誠 氏、そして「キヨピー」の愛称で親しまれるタレントであり、本学現代社会学部客員教授でもある谷口 キヨコ 氏が登壇しました。

残念ながら登壇はかないませんでしたが、メジャーリーガー・平野 佳寿 氏からはビデオメッセージが届きました。

司会進行は前京都府知事であり、現在は本学学長特別補佐・法学部教授を務める山田 啓二 氏と、本学現代社会学部教授である元読売テレビアナウンサーの脇浜 紀子 氏です。

シンポジウムのテーマは、『「私」×「〇〇」×「京都産業大学」』。学生時代の思い出深いエピソードや、そのときの経験で培われたこと、現在の自分と本学とのつながりなどについて、それぞれの立場からパネルディスカッションを行いました。

3.卒業生と在学生のコラボレーションも披露された記念祝賀会

記念式典終了後は、記念祝賀会が開催されました。
司会は本学卒業生で漫才師のハイヒールリンゴ氏と、同じく本学卒業生であるラジオ大阪・アナウンサーの原田 年晴 氏。グリークラブのOBと在学生による合唱や、全学応援団のパフォーマンスなど、さまざまなステージ企画が催されました。

全国から集まった約1,300人の同窓生にとっては、旧交をあたためると同時に、新たな出会いが生まれる場になったようです。
※同窓会設立50周年記念行事については、2020年9月に発行予定の同窓会報第56号をご覧ください。

令和元年度 学校法人京都産業大学「サギタリウス基金」 卒業生顕彰式

1.記念すべき第1回学校法人京都産業大学「サギタリウス基金」卒業生顕彰式

午後からはグランドプリンスホテル京都に会場を移し、記念式典が開催され、式典内で令和元年度学校法人京都産業大学「サギタリウス基金」卒業生顕彰式が挙行されました。

「サギタリウス基金」は、本学が創立50周年を迎えるにあたり、「建学の精神」を受け継ぎながら、今後とも世界に雄飛する人材を輩出することを目的に2012(平成24)年1月から2016(平成28)年3月にかけて募集した寄付をもとに設立しました。この基金の事業の一環として本学に所縁があり、「国の内外を問わず社会の諸分野において活躍し、社会的貢献を果たし、顕著な業績をあげ、本学の名声を高めた」方々を顕彰することを目的に、卒業生顕彰制度を設けました。

記念すべき第1回目の顕彰者は、以下の6名です。

氏名 卒業年・学部 分野 職業
茂山 七五三
(しげやま しめ)
1970年経済学部卒 文化・芸術 大蔵流狂言師
泉谷 直木
(いずみや なおき)
1972年法学部卒 全分野 アサヒグループホールディングス
株式会社 取締役会長 兼 取締役会議長
笑福亭 鶴瓶
(しょうふくてい つるべ)
1972年経済学部中退 文化・芸術 落語家、タレント、俳優
大畑 大介
(おおはた だいすけ)
1998年経済学部卒 スポーツ 元ラグビー日本代表
平野 佳寿
(ひらの よしひさ)
2006年経営学部卒 スポーツ MLBプロ野球選手
田中 史朗
(たなか ふみあき)
2007年経営学部卒 スポーツ ラグビー選手
(ラグビー日本代表)
左から柿野理事長、茂山七五三氏、泉谷直木氏、大畑大介氏

今回の顕彰式では、茂山氏、泉谷氏、大畑氏に顕彰盾などが贈呈されました。
この顕彰盾は、本学文化学部教授で漆芸家として著名な下出 祐太郎 氏が制作した作品で、本学職員で書道部OBである坂之上 茂 氏揮毫の文字と本学の学旗がデザインとして配されいます。

なお、当日、ご出席いただけなかった顕彰者のみなさまへは、次のように後日改めて顕彰盾などを贈呈しました。

柿野理事長(左)と笑福亭鶴瓶氏(右)

笑福亭 鶴瓶 氏へは、2019(令和元)年12月15日(日)に(株)毎日放送社屋内にて柿野理事長よりお渡ししました。

平野 佳寿 氏へは、2020(令和2)年1月14日(火)に本学来訪の際に、柿野理事長よりお渡ししました。

田中 史朗 氏はご都合がつかず、本人ご了解のうえで送付させていただきました。

2019(令和元)年12月8日(日)卒業生顕彰式・顕彰者スペシャルインタビュー

2.卒業生顕彰者スペシャルインタビュー①

今回、祝賀会で顕彰を受けられた方々に、スペシャルインタビューを行いました。それぞれのよろこびのコメントと、在学生へのメッセージをご紹介します。

茂山 七五三 氏

−−−顕彰を受けられた、およろこびの言葉をお願いします。
まさか卒業した大学からこのような顕彰を受けるとは、予想もしておりませんでした。70歳を超えておりますけれど、今までにないよろこびが胸にいっぱいでございます。ありがとうございます。

−−−学生時代の思い出をお聞かせください。
剣道部で友達ができたことや試合ができたことを、懐かしく思い出します。当時は関西学生剣道連盟に加入したばかりだったのですが、他大学の選手たちが「京都の新しい大学や」ということで非常に大事にしてくれまして。
稽古をするにも体育館がありませんでしたので、弘道館や武徳殿など、短時間にいくつも道場を回っていました。そうしたなかでも全国大会に行ける切符を手にしましたことは、今でもいい思い出です。
ただ私の場合は、授業とクラブとの間に狂言の稽古も入ってきて。1日1日、忙しい日々を暮らしていたように思います。

−−−本学の後輩へのメッセージをお願いします。
50年というのは、長いようで割と短い期間です。これから卒業される方がいろんな面で活躍されて母校の名を揚げ、もっともっと広げていっていただけたら、同窓会設立100周年を迎える頃にはさらにいい大学になっていると思います。

泉谷 直木 氏

−−−顕彰を受けられた、およろこびの言葉をお願いします。
たいへん過分な顕彰を頂戴して、恐縮に感じています。宇宙に向かって羽ばたいていこうとする「サギタリウス(射手座)」の名前を冠した賞をいただいたことを機に、もう一度若返り、我が人生の新しい挑戦を始めたいという気持ちになりました。本当にありがとうございます。


−−−本学に対して、どのような思いをお持ちですか?
親しみを込めて「京産」という省略した名前で呼ぶのも、場合によってはいいと思うのですが、卒業生としてはやはり「京都産業大学」という正式名称でみなさんに呼んでいただきたいと思っています。
氏名を正しく名乗るのは非常に大事なこと。それは自らの自信の表明であったり、主張の表明であったりするわけです。正式な場では、愛称ではなくきちんと名乗るということが、やはり大切だろうと思います。

−−−後輩へのメッセージをお願いします。

これからの時代は社会のあり方、大学のあり方、そして生き方自体が変わってきます。そうしたなかで若い人たちには、「自分が何をしたいのか」ということを考え、目的をもって大学を選んでほしいと思います。目的をもって学んだことは、卒業して社会に出ると「どのような目的をもってどう生きるか」いうところにつながっていくはずです。
一方で大学側には、そうした学生の要望に応えていくことが必要なのではないでしょうか。本学の「国家をつくっていく若者を育てる」という使命が、今後はますます求められるのではないかと思っています。

大畑 大介 氏

−−−顕彰を受けられた、およろこびの言葉をお願いします。
実は大学の入学式と卒業式には出席していないんです。日本代表選手として海外に遠征していたので。学校の式典というものにはまったく縁がなかったのに、まさか卒業して20数年経ってからこのようなかたちで顕彰を受けるとは思ってもいませんでした。多くのOBの方々と一緒にお祝いしていただき、「俺、よくがんばったな」という気持ちです。2019年はラグビー界も盛り上がった。いろんな喜びを感じています。

−−−学生時代の思い出をお聞かせください。
ラグビーしかないですね。当時はまだ学内にエレベーターがなかったので、階段を上るのに必死でした。朝練習して、階段を上って、授業を受けて、また階段を降りて原付に乗ってグラウンドに行くという日々。練習、代表の合宿の合間に授業の単位も取らないといけなかったので、3・4年生のときは特に濃密な時間を過ごしました。

−−−スポーツをがんばっている後輩へ、メッセージをお願いします。
自分が今プレイしている環境に対して、感謝の気持ちを忘れないようにしてください。また後に続く人間のために、「俺がこの大学・チームの顔になるんだ」という意識を持ち続けることも大事です。
そして何よりも、目標をもつこと。自分自身が「なりたい」と思う映像をしっかりと頭に思い描きながら、そのために今何ができるのか、何をしないといけないのかを逆算して行動することが非常に大切です。「自分にはできるんだ」という、強い情熱をもってがんばってほしいと思います。

3. 卒業生顕彰者スペシャルインタビュー②

「サギタリウス基金」卒業生顕彰式から約1ヶ月後の2020(令和2)年1月14日(火)、2018(平成30)年シーズンからアリゾナ・ダイヤモンドバックス、2020年シーズンからはシアトル・マリナーズで活躍している平野佳寿氏が母校である本学を来訪され、メジャーリーグ2年目のシーズンを終えたことを柿野欽吾理事長および大城光正学長に報告されました。
左から大城学長、平野佳寿氏、柿野理事長
この来訪に合わせて、平野氏に卒業生顕彰「サギタリウス賞」が授与されました。
平野氏より、「大変光栄で、卒業生としては誇りに思います。2020(令和2)年シーズンもメジャーリーグで野球をすることになりますが、結果がすべての世界なので、コンディションを整え、怪我のないように期待に応えたいと思います」と熱いメッセージをいただきました。

2020(令和2)年1月14日(火)平野 佳寿 氏スペシャルインタビュー

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