京都力養成コース「京都の経済・産業・商業に関する歴史と社会-多様な資料と手法によるアプローチ-」開催

2019.06.01

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トピックス地域社会文化学部

5月11、18、25、6月1日の4日間、京都力養成コース「京都の経済・産業・商業に関する歴史と社会-多様な資料と手法によるアプローチ-」を開催しました。

本講座は京都市と公益財団法人 大学コンソーシアム京都が主催する「京カレッジ」京都力養成コースとして開講したもので、京都をフィールドに深く学ぶために本学文化学部の教員4人と日本文化研究所 上席特別客員研究員(京都・観光文化検定試験1級合格者)5人の計9人の講師によるリレー講義形式で行いました。11年目を迎える今年度は、京都の経済・産業・商業に焦点をあて、史料(古文書)、絵画・地図資料等を使っての講義やフィールドワークを通して、それぞれの調査、研究成果を紹介しました。

5月25日のフィールドワークでは、「近代京都黎明期の経済・産業・商業に関する史跡を歩く」と題し、琵琶湖疏水記念館、無鄰菴、廣誠院を訪れました。琵琶湖疏水記念館では、DVD を鑑賞し、琵琶湖疏水の成り立ちと歴史について学びました。政治家山縣有朋の別荘である無鄰菴では、講師の説明のあと、国の名勝に指定されている日本庭園を散策しました。
次に廣誠院を訪れ、関係者の方に京都市指定有形文化財に指定されている書院にてその沿革や建物、庭園について説明を受け、茶室、広間、庭園を見学しました。

講義終了後のアンケートでは、「先生方の知見をたくさん教えていただき、さらに知識が広がりました。」「長年、京都に住んでいても知らないことが多く、京都を理解する上で有意義であった。」「目から鱗の新たな発見を多くの講義から得ることが出来た。」などの感想が寄せられました。

各回の講義テーマ

≪1日目≫

  • 第1講義 「このプログラムの紹介」「総論:京都の経済・産業・商業に関する歴史と社会」若松 正志 文化学部 教授
  • 第2講義 「考古資料による白河・鳥羽院政期の物流」鈴木 久男 文化学部 教授

≪2日目≫

  • 第3講義 「幕末期の京商人と『大名用達』-長州藩、薩摩藩の場合-」笹部 昌利 文化学部 准教授
  • 第4講義 「京の豪商・茶屋四郎次郎」木下 義久 日本文化研究所 上席特別客員研究員
  • 第5講義 「幻の粟田の窯を探して」松枝 しげ美 日本文化研究所 上席特別客員研究員

≪3日目≫

  • フィールドワーク「近代京都黎明期の経済・産業・商業に関する史跡を歩く」中江 好喜 日本文化研究所 上席特別客員研究員
     

≪4日目≫

  • 第6講義 「平安京における酒造と労働-給与としての酒-」吉野 秋二 文化学部 教授
  • 第7講義 「金融の視点で考える近世京都商人とその意識」森島 克一 日本文化研究所 上席特別客員研究員
  • 第8講義 「京都のもう一つの花街「島原」~その繁栄と衰退」井坂 正富 日本文化研究所 上席特別客員研究員 
「このプログラムの紹介」、「総論:京都の経済・産業・商業に関する歴史と社会」について講義する若松教授
「考古資料による白河・鳥羽院政期の物流」について講義する鈴木教授
幕末期の京商人と『大名用達』-長州藩、薩摩藩の場合-」について講義する笹部准教授
「京の豪商・茶屋四郎次郎」について講義する木下上席特別客員研究員
「幻の粟田の釜を探して」と題して講義をする松枝上席特別客員研究員
廣誠院の庭園で解説する中江上席特別客員研究員
「平安京における酒造と労働-給与としての酒-」について講義する吉野教授
「金融の視点で考える近世京都商人とその意識」について講義する森島上席特別客員研究員
「京都のもう一つの花街「島原」~その繁栄と衰退」について講義する井坂上席特別客員研究員
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