身近な病原体について学ぶ ! 香川県土庄町で中学生を対象に連携講座・実験体験を開催

2016.06.09

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メディア掲載教育プレスリリース

京都産業大学は、6月12日(日)に包括連携協定を締結している香川県土庄町で、土庄町立土庄中学校の生徒を対象とした連携講座・実験体験を実施します。実験や学生との交流を通して、大学進学に対する理解を深めます。

香川県小豆島および豊島に位置する土庄町(とのしょうちょう)と京都産業大学は、2015年11月に相互の人的、物的、知的資源を交流、活用することにより、地域社会の発展と人材の育成を図ることを目的とした包括協定を締結しました。
その連携事業の一環として、土庄町立土庄中学校の生徒を対象に「身近な病原体」をテーマとした連携講座・実験体験を行います。自身の口の中や手のひらに付着している微生物を調べるほか、土庄町で採取したダニなどの微生物についても紹介する予定です。実験の補助を行う京都産業大学の学生との交流を通して、大学進学に対する理解も促進します。
また、6月12日(日)、土庄町中央公民館で、地域の方を対象に京都産業大学総合生命科学部 前田 秋彦 教授が「身近に潜む感染症‐害獣・害虫駆除について‐」というテーマでお話し、「動物と人の共通感染症(人獣共通感染症)」をキーワードとして、私たちの身の回りに生息する動物と人との関係性に考えます。

リリース日:2016-06-09
 

土庄町立土庄中学校との連携講座・実験体験「身近な病原体」

日  時  2016年6月12日(日) 13時~15時
 場  所  土庄町立土庄中学校 理科室(香川県小豆郡土庄町渕崎甲1936番地)
講  師  京都産業大学総合生命科学部 染谷 梓 准教授、前田 秋彦 教授
対  象  土庄中学校生徒(1~3年生)

概要

私たちの体には、目に見えないたくさんの微生物が同居(寄生)しています。数でいえば実に100兆個以上(腸のなかの細菌の重さは実に約1kg)の微生物が存在します。これら微生物の多くは、私たちに悪さはしません。悪さどころか、私たちのからだを私たちが知らないうちに守ってくれるなど、私たちが生きていく上で重要な役割を演じています。しかし、ある微生物が私たちの体に侵入した場合には、私たちは病気になってしまいます。例えば、私たちの手の平には、たくさんの微生物が付着しており、手を洗わずに調理をしたり、食事をしたりすると、微生物がからだの中に入ってしまいます。その時に病気を起こす微生物(これを病原微生物といいます)がいた場合には、食中毒を起こしたりします。この実習では、みなさんの体に同居している微生物を調べます。実習を通して、みなさんの周りには、たくさんの微生物が存在していることを実感してください。また、病原微生物について理解し、みなさん自身の健康を守ること(これを衛生といいます)について考えましょう。

公開講座「身近に潜む感染症‐害獣・害虫駆除について‐」

日  時 2016年6月12日(日) 10時~11時30分(開場 9時30分)
場  所 土庄町立中央公民館 2階 中会議室(香川県小豆郡土庄町甲620番地)
講  師 京都産業大学総合生命科学部 前田 秋彦 教授
対  象 一般  
【参加方法】 
  無料・事前申込制(土庄町役場に電話・FAX・メールで申込)
申込先 土庄町役場企画課 
TEL 0879-62-7014/FAX 0879-62-4000
E-mail kikaku@town.tonosho.kagawa.jp
定  員 100名・先着順
共  催 京都産業大学・土庄町

内容詳細

私たちの身の周りには、たくさんの生き物がいます。伴侶動物(ペット)の犬や猫、初等教育の一環として飼育されているウサギや小鳥などの学校飼育動物、動物園や水族館で飼育される展示動物、あるいは食べ物として日々生産される牛や豚、鶏などの産業動物など、私たちは多くの動物に囲まれて生活しています。これらの動物は、私たち人の生活空間に密着した形で、物質的にも精神的にも私たちの生活を潤してくれる存在です。しかし、一方、私たちに害を及ぼす動物や虫もおり、私たち人間の立場から「害獣」や「害虫」と呼ばれています。さて、この講演は害獣であるイノシシと、害虫である蚊やダニ、それから私たち人との深い関係についての話です。特に、イノシシが持っている病原体を、蚊やダニが人に伝染(うつ)す「動物と人の共通感染症(人獣共通感染症)」をキーワードとして、私たちの身の回りに生息する動物と人との関係性について考えたいと思います。

講師紹介

前田 秋彦(まえだ あきひこ) 京都産業大学 総合生命科学部 教授

1996年に北海道大学大学院獣医学研究科博士課程を修了後、1996~2000年 テキサス大学で博士研究員、2000~2003年 国立感染症研究所 研究員、2003~2004年 帯広畜産大学 助教授、2004~2010年 北海道大学 准教授を経て、2010年に現職に就任した。獣医師でもある前田は、これまで「人獣感染症」について研究している。京都産業大学に赴任してからは、京都市内に生息する蚊やダニ、野生動物の持つウイルスの調査を学生たちと一緒に行っている。

染谷 梓 京都産業大学 総合生命科学部 准教授

獣医師。細菌には人にも動物にも感染して病気を起こすものがいますが、症状は動物によってさまざまです。同じ細菌が、相手によってどうして違う病気を起こすのか、について興味をもって研究しています。
本件に関するお問い合わせ先

京都産業大学 学長室(連携推進担当)(担当:高橋・宮川)
TEL:075-705-2952/E-mail renkei-tanto@star.kyoto-su.ac.jp

土庄町役場企画課(担当:笠井)
TEL 0879-62-7014/E-mail kikaku@town.tonosho.kagawa.jp
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