先端生命科学科

生命科学の基礎力を土台に
豊富な演習と実験で、高度な専門性を養う

日々、めざましい速度で新しい発見や研究成果が生まれ、私たちの暮らしに健康や豊かさをもたらしている生命科学。この学科では、約30年に及ぶ本学での生命科学の研究を受け継ぎ、「生命医科学」「食料資源学」「環境・生態学」の3つの主コースから、生命の原理に迫ります。座学で生命科学に対する基礎を学ぶとともに、1年次の秋学期からは実験科目を受講。座学と実践を組み合わせることで、高度な専門性と実験技術を磨きます。学びをサポートするのは、国内外で生命科学分野をリードする研究実績の豊富な教員。少人数制の環境のもと学生各自の研究テーマを細やかに指導し、生命に対する深い基礎知識と、高い倫理観を兼ね備えた研究者や技術者を育成します。また、専門知識を社会に活かす人材の育成に向けた「実験動物1級技術者」「食品衛生管理者」「教職」の資格取得や、世界で活躍できる人材の育成を目的とした「グローバル」の4つの副コースも設置。学びを社会に活かすカリキュラムで、卒業後の進路イメージも多彩に広がっています。

【Topic】先端生命科学科の研究分野とは?

「がん幹細胞」を標的とした新治療薬開発への挑戦

「がん」は現在日本人の死因の第1位となっている病気で、日本人のおよそ2人に1人がんになり、3.5人に1人がんで亡くなる時代です。早期に発見できれば治療効果も期待できますが、進行性のがんは転移や再発のリスクが高く、いまだ完治の難しい病気です。近年、がん研究の分野において、転移や再発の問題を考える上で非常に重要な概念が提唱されています。それが「がん幹細胞」です。がん幹細胞は、自らと同じがん幹細胞を生み出す(自己複製)とともに、がん細胞をも生み出すがんの源となる細胞と考えられています。また、普通のがん細胞に比べて抗がん剤や放射線に強く、治療後にも生き残り、再度増えてがんを再発させると考えられています。
がん幹細胞を狙い撃ちする治療薬の開発が、がんの新しい根治療法につながるかもしれない──このようながん幹細胞のしたたかな生存戦略に対抗する、全く新しい治療薬の研究開発も、先端生命科学科の研究分野のひとつです。

コース紹介

生命医科学コース

生命医科学コース

生命医科学への理解を深めヒトや動物の医療・健康に貢献できる専門性を養う

核酸やタンパク質、糖質などの生体高分子の構造や機能、オルガネラや細胞の働き、ゲノムなど、生命科学の基本的事項への理解を深めるとともに、その知識がヒト・動物の医療や健康、疾病の原因解明や治療方法の開発へどのようにつながるのかを学びます。

食料資源学コース

食料資源学コース

農業や食料に関わる専門性を養い食糧問題などの解決方法を探究する

遺伝学や植物生理学など、農業に関連した動植物の生物学的特性の学修に加え、食料資源の持続的な生産とその利用などに関する専門知識を修得します。世界的な人口増大に伴う食糧危機などについて、グローバルな観点から学びます。

環境・生態学コース

環境・生態学コース

生命科学をマクロに捉え生命と環境に関わる問題の解決方法を探究する

生態学や環境学、生物進化など、生命科学の中でもマクロな視点を持つ分野を学修します。生態系の未来を予測し、それを適切に維持するための方法、さらに生態系と生物多様性の解明を通じて、生命と環境の保全について学びます。
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