教員採用試験合格者からのメッセージ

2018年度卒業生から9名の教員採用試験現役合格者が出ました!そのうち7名から,難関の教員採用試験の合格を勝ち得たポイントや後輩のみなさんへのメッセージをいただきました。教員採用試験合格を目指す在学生の方はぜひ参考にしてください!

大廣 誠さん(経済学部経済学科 2018年度卒業)

【合格自治体】相模原市・高知県
【合格校種】小学校

合格者からのメッセージ

ボランティアなどを通じて児童と触れ合うことの意味

わたしが4年間の間で一番取り組んだことはボランティアかなと思います。指導補助員として帯同した兵庫県の自然学校で5日間児童と触れ合い、指導する難しさを肌で体感しました。しかし、わたしの発言を一生懸命に聞いてくれる児童を間近で見て、もっと自分自身のスキルを高める必要があると感じました。大学内では座学は勉強できても実際の現場の空気を感じることができません。だからこそ、わたしはボランティアの中で学校内の児童と学校外での児童を見る時間を増やしていきました。児童と関わるのは本当に楽しく、関わる中で「絶対に教師になる!」というモチベーションも上がっていきました。児童と関わる時間が多くなる中で、声掛けなども変わっていき、自身の成長も少しずつ感じるようになってきました。3・4年の自然学校では指導補助員のトップとして自然学校の運営にも携わり、学年の先生方とプログラムについて協議することもできました。ボランティアの経験は実際に教員採用試験の面接でも聞かれました。合何をするか悩んでいる人は、まずボランティアを考えてみてください。
皆さんのご健闘を心より応援しています!

奥 峰人さん(法学部法律学科 2018年度卒業)

【合格自治体】石川県
【合格校種・教科】中学校・高等学校(一括募集)・社会

やるべきことを確実に

中学生のとき、担任の先生に憧れて教員になりたいと思うようになりました。しかし、私は勉強が得意ではありません。むしろ苦手です。だからこそ「分からない」と思う人の気持ちがよく分かります。そのような生徒を支えることのできる教員になりたいと思っています。
それでは、わたしがいかにして教員採用試験に合格することができたのかというと、それはやるべきことを確実に継続していくということです。大学の講義をしっかり受け、日々の生活態度を正し、提出物は期限を守るといった具合です。もう一度言いますが、私は勉強ができるほうではありません。そのため、コツコツと日々、教員になるために必要な力を身につけるためにやるべきことを確実に行ってきました。
もし、教員を目指しているにも関わらず、自分は勉強が苦手だからと諦めようとしている人がいるならば、毎日少しずつでも勉強を積み重ねてみてください。そうすれば確実に合格に近づきます。頑張ってください。

濵田 涼介さん(法学部法政策学科 2018年度卒業)

【合格自治体】高知県
【合格校種・教科】中学校・社会

私の学生生活

わたしは、法学部法政策学科で四年間中学校の教師になりたいと思い、学生生活を送りました。大学の教員や事務員の方々、そして応援してくれている友達や家族の支えがあり、教員採用試験に合格することができました。わたしが学生生活の中で心がけてきたことを、二点伝えたいと思います。少しでもみなさんの心に残り、役に立つことができれば嬉しく思います。
一点目は、学び続けることのできる環境をつくることです。具体的には勉強する習慣を身に付けることや様々なものから学ぶことができるよう常にアンテナを広げておくことです。わたしは勉強する習慣が大学に入学するまでなく、教員採用試験の勉強をいざ始めようとしても、数日で頓挫してしまいました。そこで、少しずつ計画的に勉強することや、大学の図書館を利用することで勉強する習慣を身に付けました。また、様々な人・本・体験からも学びを得ようと心がけました。特に本から受けた影響は大きいです。自分自身の無知を自覚することができ、学ぶ意欲が湧き出ました。何度も心を動かされ、そのたびに心が豊かになりました。本を通して私の人生は豊かになったと思います。よい環境を作ることでより成長できます。自分の心の持ち方次第で環境を変えることができます。
二点目は、行動することです。行動しなければ成長はできません。しかし、行動することや新しいことに挑戦することは簡単ではありません。失敗することや不安が付き纏います。わたしも失敗が怖かったです。そこで、「失敗してもまぁいっか」と思うようにしました。失敗を何度もしました。けれども、それもすべて成長につながりました。大学2年生から始めた学生ボランティアでは、生徒の興味・関心や実態、教員の働き方や心構えなど学ぶことができました。
学生生活では多くのことを学びました。次は、これから出会う生徒たちと共に成長したいと思います。あなたも目標に向かって学び続けてください。

前田 陽介さん(外国語学部英語学科 2018年度卒業生)

【合格自治体】大阪府
【合格校種・教科】中学校・英語

つながりと経験の大切さ

わたしは当初私立学校教員を目指していました。しかし、教育実習を機に、様々な先生方や生徒と関わってみたいと思い、異動のある公立学校教員を目指すようになりました。目指すべきところを決めたのが遅かったため、教員採用試験の対策もままならず、教職課程教育センターが実施する各種講座にも参加しないまま試験を受けることとなりました。
一次試験合格後、二次試験、そして三次試験の面接の対策では、今までお世話になった先生方をはじめ、大学の先生方、教育実習先の先生方にアドバイスを受けました。わたしの試験を、熱心にまるで自分のことのように考えていただきました。あらためて人との出会いの大切さに気づき、このつながりを大切にしなければならないと感じました。
面接試験では、小学校から大学まで続けているバレーボールで培ったコミュニケーション力が活きました。自分の思いや考えを率直に面接官に話すことができました。部活動での経験、長らく続けている母校での部活動の外部コーチの経験が活きました。教員採用試験への対策はもちろん早い方がいいと思います。しかし、そのような試験対策以外で、真剣に何かに向き合った経験こそ面接試験の際に活きると思います。様々な方の意見を聞き入れ、その中から導き出した自身の答えは、一人で対策するよりもはるかに内容のあるものになると思います。
みなさんも教員採用試験合格に向け、人とのつながりを大切にし、様々な経験を積み重ね、前向きに対策を進めてもらえればと思います。

岩佐 佳穂さん(理学部数理科学科 2018年度卒業)

【合格自治体】岐阜県
【合格校種・教科】中学校・数学

意志を鍛える大切さ

わたしは、教職課程教育センター主催の「教員採用試験突破合宿」や面接練習、論作文添削にたくさん参加してきました。参加してきた日々を振り返ると、どんな教師になるのか、という意思を鍛えることを学びました。「鍛える」とは、心身や技術を自分で修錬を繰り返して強くする意味が一般的です。しかし、わたしがイメージしているのは刀の製法から由来している高温に熱した金属を打って、強くするというほうです。なぜならば、意思というのは他人の刺激を受けて強くなっていくものだと学んだからです。教師目指す方には誰でも意思を持っていますが、自分は正しいと思い込むことで予想外の出来事に対応できない脆さを持っています。この意思を叩く鍛冶屋の役割をしてくださるのが、先生方や教師を目指す仲間達です。もちろん、そのままの金属を叩くだけでは、へこんだり傷が付いたりするだけなので熱を帯びた金属のように他人の意見を受け入れる柔らかさが必要です。その先生方の経験則や幅広い知識、他人の意見からの刺激が、自分の考えを見直し、幅のある考えになることで意思が鍛えられます。私は教員採用試験を終えましたが、意思を鍛えることは終わっていません。教師になっても、色々な刺激を受けて意思を鍛え続けていくことを学びました。
このように教職課程教育センターの方々は、教員採用試験合格だけを目標にしておらず、教師になってからのことを考えてくださいます。積極的に参加されることをお勧めします。

鈴木 彩さん(理学部数理科学科 2018年度卒業)

【合格自治体】京都府
【合格校種・教科】中学校・数学

仲間と生徒と先生方とともに勝ち取った合格!

京都府「教師力養成講座」修了者に係る大学推薦選考という選考区分で教員採用試験を受験しました。京都府「教師力養成講座」を通して、自分自身が持つ教育に対する考え方の軸を確立することや実習で実践的に教師としての活動を体験することができました。また、この講座を受講してよかったと思う一番のことは、他大学の同じ志を持つ仲間と出会えたことです。大学内だけでは知れない情報を共有したり、面接や集団討論の練習をしたりしてともに切磋琢磨し合いながら成長することができました。
そして、苦しい受験期の支えとなったのは実習で出会った子どもたちとの約束やいただいた色紙に書いてあったメッセージでした。「鈴木先生なら絶対良い先生になれるから、わたしも頑張るし先生も頑張って絶対先生になってね!」ある生徒がくれた手紙にそう書いてありました。なかなか授業に集中できなかった生徒が実習最終日、「先生とやりかけた演習プリントを残り全部やってきた!」と言って5枚ものプリントを提出してくれたこともありました。このような、生徒との関わりの中で得た嬉しい出来事が最後は私の背中を押してくれました。
これから教員採用試験を受験される皆さんには自ら一歩踏み出す勇気を持ってほしいと思います。わたしがこのような体験ができたり、人間関係を構築できたりしたのは迷ったときはやってみるという選択をしたからだと思います。ぜひ、どんなことにも積極的に取り組んで、たくさんの経験をして自分なりの理想の教員を追い求めてください。

櫻井 洋輔さん(総合生命科学部生命資源環境学科 2018年度卒業)

【合格自治体】京都府
【合格校種・教科】中学校・理科

教員採用試験を通して

自分自身、教員採用試験は不安で仕方なかったです。イメージがつかず、何をしていいのか分からないときもありました。筆記試験にばかり意識が散っていて、無気力になりかけていたからです。そんな中でも、自己分析と面接対策は怠りませんでした。なぜなら、昨今よく言われている「人物重視」という言葉が気になっていたからです。人物の何を重視しているのか、何を求めているのか、しっかりと自治体の意向を理解することは、もっとも教員採用試験の合格に近づくのではないかと感じています。そのためには、自分自身の強みはどこか、何を課題として研鑚に励むことが必要かなど、一から見直していきました。何事にもやり過ぎということはありません。一番に自分を見つめることができないと強みはできないと思いました。また、その強みを発揮する場が面接です。面接官の聞きたいことは何かをしっかりと判断することと、相手の目を見ることを意識していました。しかし、何より意識していたのは自分の言葉で自分の思いを伝えることでした。原稿を丸覚えせず、大まかなストーリーを作っておくと、本音が話せると思いました。
これから、教員を志望している皆さんはこれからたくさんの努力をすると思います。その中でも、周りの人と協力して切磋琢磨して、たくさんのことにチャレンジしてください。経験は財産です。皆さんがその経験を糧に良い結果を導かれることを期待しています。
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