2016年度「熊本・山鹿フィールド」フィールドワーク実施報告

共通教育科目「熊本・山鹿フィールド」の履修者26人、アドバイザー学生1人のほか、教職員が参加し2016年9月7日(水)~10月10日(土)の4日間熊本県でのフィールドワークを実施しました。

1日目 2016年9月7日(水)

濟々黌高校訪問

学祖 荒木俊馬の母校である熊本県立濟々黌高校を訪問し、歴史資料館を見学しました。その後、井上智重 元熊本日日新聞記者・熊本近代文学館長に「熊本の教育の歴史と荒木俊馬」をテーマに1時間講演いただきました。 熊本の教育の歴史、輩出した教育者、またその中で済々黌高校が果たした役割などが解説され、その中で生まれ育った荒木俊馬先生がどのような考えのもと大学を創立したかについてお話しされされました。

山鹿市役所

全員で山鹿市役所を訪れ、中嶋憲正山鹿市長を表敬訪問し、代表者が挨拶の言葉を述べました。 その後、山鹿市教育委員会 の方に「山鹿市の歴史と文化」をテーマに、講演いただき、山鹿市の概要、名前の由来、特産品、歴史、産業などについて紹介いただきました。

記念碑礼拝(生誕の地・縁の地)

ひだまり図書館に立ち寄り、荒木先生に関連する書籍などを見学した後、荒木先生生誕の地、縁の地にそれぞれ訪れ、記念碑を見学し、縁の地の記念碑の前で学歌を斉唱しました。

2日目 2016年9月8日(木)

八千代座・さくら湯・木屋本店

豊前街道の宿場町として発展した山鹿地域を中心に訪れました。
まず、1910(明治43)年に建てられた国指定重要文化財である八千代座を訪問、八千代座のスタッフから客席、舞台、舞台裏、奈落などの説明を受けました。次に、さくら湯を訪問。さくら湯前で山鹿観光ガイドに西南戦争の戦場となった山鹿の歴史とさくら湯についての解説を聞き、さくら湯の資料館と「殿様の湯(龍の湯)」を見学しました。最後に、木屋本店に移動し、木屋本店の歴史、山鹿のみそ作りの歴史などのお話を伺いました。その後、1時間程度の自由時間でグループに分かれ、豊前街道沿いを見学しました。また、商店街でインタビューを行ったグループもありました。

山鹿市特産工芸村「あんずの丘」

「あんずの丘」を訪問し、農産物直売所、おやつ工房、へちま・はちみつ館、伝承工芸館、野外ステージ、屋外遊具など多様な施設を見学、体験したほか、利用実績などについてのインタビューを行いました。

矢谷渓谷キャンプ場

天然の滝すべりが体験できるキャンプ場「矢谷渓谷」を訪問し、コテージや炊事場などの見学しました。スタッフの方に利用方法や対象年齢などのインタビューを行ったほか、一部学生が滝すべりを体験しました。

一本松公園(石のかざぐるま)、鞠智城

観光名所であり、鹿本平野を見下ろす高台にある一本松公園(石のかざぐるま)と、古代の山城で国指定史跡 鞠智城(きくちじょう)の外観を見学しました。

3日目 2016年9月9日(金)

鹿本農協鹿央地区ファーマーズマーケット「夢大地館」

山鹿の名産品を見学するために、鹿本農協鹿央地区ファーマーズマーケット「夢大地館」を訪問、地元の農作物や加工品、銘菓などを調査しました。

熊本県立装飾古墳館・鹿央物産館

全国の装飾古墳(線刻、彩色など装飾を持った古墳、横穴、石棺)のうち約1割にあたる約70基が山鹿市に所在しています。その装飾古墳の専門館である熊本県立装飾古墳館を見学しました。専門員の解説に基づき、国指定史跡チブサン古墳、鍋田横穴群のレプリカなどの展示見学を行いました。また、鹿央物産館で地元名物の「だご汁」定食を昼食にいただきました。

癒しの森ゆ~かむ

ゆ~かむは、清掃業や建設業、人材派遣業などのほかに青少年自然の家の運営などの指定管理事業を行う株式会社三勢が2015年から運営し、リニューアルを進めている途中です。㈱三勢、ゆ~かむのスタッフの方から、運営についてヒアリングし、施設を見学しました。
ゆ~かむは、スポーツ・野外活動などの各種教育プログラム、体験学習等を通したひとづくり事業を目的とする特定非営利活動法人ひとづくりくまもとネットと共同企業体として、平日は50代以上の方を対象にフィットネス事業をメインに、休日は家族連れを対象にキャンプ、バーベキューなどのレクリエーション事業をメインにして運営されています。今回の訪問では、九州で初めて導入された、「グラマラス」と「キャンピング」を組み合わせ、寝具、エアコン、冷蔵庫などが完備された新しいキャンプの形「グランピング」モデル施設を中心に見学とヒアリングを行いました。

道の駅かほく(小栗郷)

福岡県との県境に近く、熊本県の北の玄関口である道の駅かほくでは、黒川幸治駅長から道の駅鹿北 小栗郷の概要と運営についてお話を伺いました。道の駅の営業のための戦略から、鹿北地域の魅力発信のために行われていることまで様々な取り組みについてお話しいただいたほか、駅長自身が熊本地震の被災者として感じたこと、また小栗郷が熊本地震の被災者に対して行った取り組みについてもヒアリングを行いました。

中間報告・チームまとめ作業

予定箇所をすべて訪問し終え、水辺プラザかもとに戻ってチームごとに現状の中間報告と質疑応答を行いました。その後、各チームに分かれて発表の準備を行ました。

4日目 2016年9月10日(土)

山鹿市役所でのプレゼンテーション

午前中はチームごとに吉田教授の指導のもと、発表のリハーサルを行い、発表内容の修正を行いました。午後から中嶋山鹿市長ら、山鹿市関係者の前で3チームが発表を行いました。 矢谷渓谷でのキャンプや温泉ツアー、足湯を被災地に運ぶ、ふるさと納税を使ったアイデアなどを発表しました。
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